報道・広報

客室座席の安全確保の徹底について

平成21年6月18日

 本年6月10日付の航空局からの指示(客室座席の隙間部分におけるライター等の異物の有無の確認を求めるもの)に基づき、航空会社(21社:511機)において点検を行った結果、57機の航空機から計76個のライターが発見されました。
 この結果を踏まえた、航空局の対応及び点検結果の詳細は以下のとおりです。
 
1.対 応
 航空局は、今般の点検結果を踏まえ、各航空会社に対し、以下の事項を指示した(別紙参照)。
 
(1)旅客に対し、ライターを含む身の回り品の置き忘れについて、自社のホームページ、機内誌等の手段により注意喚起を図ること。
 
(2)全客室座席の座席クッションと背もたれの間の隙間部分について、客室座席の形状・構造等を勘案した適切な点検間隔を定め、定期的にライター等の異物の有無を確認すること。
 
2.点検の結果(各社で発見されたライターの個数)
 
 ○JALグループ(対象270機): 59個(43機から)
 ○ANAグループ(対象203機): 6個(6機から)
 ○スカイマーク(対象11機): 8個(5機から)
 ○北海道国際航空(エアドゥ)(対象8機): 1個
 ○スカイネットアジア航空(対象8機): 1個
 ○アイベックスエアラインズ(対象4機): 1個
 ○上記以外の航空会社(対象7機): な し
 
 

お問い合わせ先

国土交通省航空局技術部運航課 
TEL:(03)5253-8111 (内線50104) 直通 (03)5253-8732

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