平成23年1月25日

　平成22年12月17日に福井県おおい町において物資吊り下げ輸送を行っていた朝日航洋株式会社所属の回転翼航空機から吊り荷が落下する事案が発生しました。
　当該事案については、機外荷物吊り下げ装置（カーゴフック）に吊り荷ワイヤーを掛ける方法が適切でなかったことが発生原因と推定されること、地上で吊り荷をカーゴフックに掛ける作業を行う者に対する教育訓練の実施状況を同社が適切に把握していなかったこと等が、同社から東京航空局あて報告されました。
　これを受け、同種事案の再発を防止し、回転翼航空機による物資吊り下げ輸送における安全を確保するため、別添のとおり社団法人全日本航空事業連合会及び社団法人農林水産航空協会に対し、注意喚起を行う文書を発出しましたので、お知らせいたします。