平成20年10月8日

　平成２０年９月４日、佐川グローバルロジスティクス株式会社の東京国際空港羽田営業所航空貨物取扱施設において保安検査が適切に実施されなかったことから、輸送が認められていない爆発物（打上げ花火）が入った航空貨物が確認されずに日本トランスオーシャン航空株式会社に委託され、羽田空港発石垣空港行き071便にて輸送される事案が発生しました。
　航空局ではこの事案を受け、直ちに、航空貨物利用運送事業者等に対して航空貨物の保安措置の徹底及び航空運送事業者に対して危険物輸送の安全確保の徹底について指示するとともに、佐川グローバルロジスティクス株式会社への監査を実施しました。
　このたび、監査結果がとりまとめられ、航空貨物に対する安全確認が不十分であったことが明らかになったことから、国土交通省は、再発防止を図るため、安全確認の強化について関係者に対して別紙のとおり文書により指導しましたのでお知らせします。