平成20年8月29日
データの一部に誤りがあったことから利用を中止していた「送電線等に係る航空障害物件情報(基礎データ)」について、今般、確認修正作業が終了したことから利用を再開することとしますので、お知らせします。
平成16年3月7日に長野県南木曽町で発生したヘリコプター送電線接触事故後、「送電線等の航空障害標識のあり方検討会」を設置し、送電線への航空障害標識設置に関する改善方策を検討。その改善方策の一つとして、小型機の航行の安全に資する観点から、パイロットが必要とする送電線に関する情報の提供を行うこととした。
電力会社等から報告があった全国の地上又は水面の高さ60m以上の送電線に関する基礎データ(位置、海抜高、径間長、航空障害標識の有無)を運航関係団体を通じ運航者に提供していたが、平成19年8月15日、データの一部に誤りがあることが判明したことから、その利用を中止し、全てのデータについて内容を確認し修正作業を行ってきた。
平成20年8月29日
運航関係団体に対し、「取扱上の注意事項」を附した「送電線等に係る航空障害物件情報(基礎データ)」を再提供。(物件数:約88,000件)
本基礎データは、定期的(年1回)に見直し版を提供予定。