平成21年4月28日
・ 羽田空港及び成田空港からの関西空港到着便について、本年7月2日からRNAV (広域航法)*1を導入することにより、昼間時間帯における経路短縮を可能とし、5月7日に航空路誌(AIP)*2に掲載し、国際的に周知します。
・ 昼間の羽田空港及び成田空港→関西空港の所要時間が5分程度短縮されます。
⇒ 関西空港利用者の利便性向上、関西空港の活性化等に寄与します。
*1 RNAV(広域航法)とは、地上施設の配置に左右されず柔軟な経路設定が可能な運航方式であり、飛行経路、飛行時間の短縮が図れることから、航空分野の省エネ・CO2排出削減に資することとなる。
*2 国際民間航空条約に基づき国が発行する出版物。飛行経路など航空機の運航のために必要な情報を収録し、掲載された情報は一定の周知期間を経て発行する。
○ 新経路のポイント(別添参照)
・ 昼間の羽田空港及び成田空港→関西空港便の到着経路を、現行の日高ルートから和歌山市南部上空を経由する経路に変更する。
・ 環境面に配慮し、陸域上空では高度8,000フィート(約2,400m)以上を確保して通過後、関西空港に着陸する経路とする。
・ なお、大阪空港(伊丹)への到着便のない夜間(21時以降)においては、平成19年9月から短縮経路を運用しているが、夜間の短縮経路については、変更しない。
別添(関西国際空港における到着経路の短縮)(PDF形式)