平成21年4月28日

本年５月７日より、我が国で初めて、関西国際空港の深夜早朝時間帯において、燃料消費量及びCO2排出量の削減に効果のある継続降下到着方式（CDA）の試行運用を開始することとします。

・ 　　継続降下到着方式（CDA：Continuous Descent Arrivals）とは、航空機が着陸のための降下飛行を行う際に、最小のエンジン推力を維持し、降下途中に水平飛行を行うことなく最適な降下率で計器進入開始点まで飛行する方式です。

・ 　　CDA方式を導入することにより、なだらかな降下が可能となり、途中でエンジンの推力を上げる必要がないため、消費燃料削減やＣＯ２排出量削減等の効果が期待できます。

・ 　　本年５月７日より、関西国際空港において深夜早朝時間帯（午後１１時から翌午前７時）に到着する本邦航空会社の航空機を対象に、巡航高度から着陸までCDA方式の試行運用を開始します。（別添参照）

・ 　　また、試行運用での評価を踏まえ、今後対象空港と対象機の拡大等を検討する予定です。