報道・広報

鳥衝突報告制度の見直しについて
~全ての運航者から鳥衝突情報を収集します~

平成21年7月14日

 航空機と鳥の衝突(バードストライク)があった場合、これまで特定の航空運送事業者だけに限定して報告を求めていましたが、この度関係者との調整が整い、本年8月1日から全ての運航者から報告していただくことになりました。
 これにより、鳥衝突情報を関係者間で共有を図るとともに、鳥の衝突、鳥の出現状況等に応じたより効果的な防除対策を講じることが期待できます。
 なお、収集した情報は国際民間航空機関(ICAO)に報告することとしております。
 また、当該報告制度は、平成21年7月30日付けの航空情報サーキュラー(AIC)注で運航関係者に周知することとしております。
 
 本件は、平成20年度「鳥衝突防止対策検討会」における今後の取り組み方針の一項目となっております。
 
注)航空情報サーキュラー(AIC)
国土交通大臣が航空機乗組員に対して提供する航空機の運航のために必要な情報のひとつであって、主として航空の安全、飛行の方法・技術、行政又は法律上の事項に関する説明的、助言的性格の情報をいう
 
 
 (参考)以下のホームページにて、報告様式の詳細がご覧頂けます。
 http://www.mlit.go.jp/koku/birdrep.html
 

お問い合わせ先

国土交通省航空局管制保安部運用課課長補佐 塚田
TEL:(03)5253-8111 (内線51322)
国土交通省航空局管制保安部運用課調査官 若狭
TEL:(03)5253-8111 (内線51333)

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