報道・広報

指定確認検査機関等の処分について

平成22年2月26日

 本日、国土交通大臣指定の指定確認検査機関2機関に対し、監督命令を行いましたのでお知らせいたします。なお、この処分に関連して、地方整備局において建築基準適合判定資格者(確認検査員)の処分を行っていますので、併せてお知らせいたします。



財団法人日本建築設備・昇降機センター (国土交通大臣指定第2号)

【違反事由の概要】
 東京都世田谷区上用賀1-22-20を敷地とする建築物(バーリントンハウス馬事公苑※)の計画について、担当した確認検査員が構造審査において、申請者に対して訂正等の指摘をした事項への対応結果について十分に確認をせず審査を進めた結果、建築基準法第6条第1項及び第6条の2第1項(計画変更手続き)に適合しない手続きを看過し確認済証を交付した。
 なお、当該建築物は申請書通りに施工されず建築基準法第20条(構造耐力)に適合しなくなったため是正工事が行われ、特定行政庁(東京都)による是正工事完了検査を経て、平成21年7月9日付けで建築主に対して建築基準法令に適合する旨の通知書が交付された。

※バーリントンハウス馬事公苑の耐震性不足については、平成20年11月12日付け「東京都内の物件における耐震性の調査とその対応について」により報道発表。
※本件に関与した建築士等の処分については引き続き調査中。

【機関処分の内容】
監督命令
 指定確認検査機関が、確認検査の業務に関し著しく不適当な行為をしたことに鑑み、法令遵守を指定確認検査機関内に徹底するための業務改善計画書を平成22年3月31日までに提出すること。また、この命令の日から一年間、当該計画を確実に実施するため、その実施状況について監視委員会の審議等を経た上で、四半期ごとに当職に報告すること。

【関連する建築基準適合判定資格者(確認検査員)の処分】
 資格者死去(平成19年度)により処分該当無し







財団法人ベターリビング (国土交通大臣指定第12号)

【違反事由の概要】
 東京都建築安全条例により設置が求められている防火区画について、担当した確認検査員は当該建築物の安全性が確保されていると考えたため、同条例の運用について特定行政庁に照会することなく独自に解釈し、同条例第8条第1項(避難経路と他の部分との防火区画)に適合しない建築計画を看過し確認済証を交付した。その結果、東京都建築審査会から建築基準関係規定不適合の裁決を受け、平成21年12月24日に確認済証の効力が失効した。

【機関処分の内容】
監督命令
 確認検査の業務に従事する確認検査員が、確認検査の業務に関し著しく不適当な行為をしたことに鑑み、法令遵守を指定確認検査機関内に徹底するための業務改善計画書を平成22年3月31日までに提出すること。また、この命令の日から一年間、当該計画を確実に実施するため、その実施状況について監視委員会の審議等を経た上で、四半期ごとに当職に報告すること。

【関連する建築基準適合判定資格者(確認検査員)の処分】
 処分日 平成22年2月25日
 処分権者 関東地方整備局長
 資格者名 亀井 浩(登録番号:7375)
 処分内容 業務禁止1月(平成22年3月16日から平成22年4月15日まで)
 この業務禁止の期間中に行えない行為は、確認検査員としての全ての行為とする。



※ 指定確認検査機関及び建築基準適合判定資格者の行政処分については「国土交通省ネガテイブ情報等検索サイト」( http://www3.mlit.go.jp/ )で参照できます。

お問い合わせ先

国土交通省 住宅局建築指導課 建築安全調査室 
TEL:(03)5253-8111 (内線39540)

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