報道・広報

日本の免震技術に高い関心 
-ルーマニア耐震建築セミナー報告-

平成28年10月20日

ルーマニア国ブカレスト市において、ブカレスト工科大学の協力のもと耐震建築セミナーを実施した。
ルーマニア国政府関係者、ブカレスト市、学識者、実務者など約100名の参加があり、免震技術をはじめとする日本の建築物耐震化への取組みに高い関心が寄せられた。

1. セミナー概要

 ルーマニアでは、1977年の地震において大きい被害があり建築物の耐震化に力を入れており2002年から2008年にはJICAによるプロジェクトも実施されたところである。
本セミナーは、JICAプロジェクトにおいても中心的な役割を果たしたブカレスト工科大学の協力を得て、一般社団法人日本免震構造協会が国土交通省補助事業として実施したもの。
・開催日程:平成28年10月10日(月)~14日(金)
・開催場所:ブカレスト工科大学

  • (開会式)

  • (セミナー会場)

2. 開催報告

3日間のセミナー及びその後開催された意見交換会、4日目に行われた学生等に対する講義及び討議ともに、連日100名余りの参加者があり活発な意見交換が行われた。
 セミナー及び意見交換会などにおいては、耐震性向上への取組みの重要性、その推進上の課題が共有されるとともに、免震技術をはじめとする日本の技術への高い期待が示された。
 また、セミナー期間中、ルーマニア側の報道機関からの取材、インタビューなども連日行われるなど建築物の耐震化への高い関心が確認された。

(開会式への主な参加者)
〇ルーマニア側
 副首相兼地域開発・公共事業相 ヴァシレ・ドゥンク
 内務次官(緊急事態総局担当) ラエド・アラファト
 ブカレスト市長 ガブリエラ・フィレア
 ブカレスト工科大学学長 ラドゥ・ヴァカレアヌ
〇日本側
 在ルーマニア日本国大使 石井喜三郎
 国土交通省大臣官房審議官(建築担当) 石田 優
 一般社団法人日本免震構造協会 会長 和田 章 

(セミナー等参加者)
〇日本側参加者
 一般社団法人日本免震構造協会より和田会長、沢田専務理事はじめ9名
 国土交通省住宅局より石田審議官、水谷建築国際関係分析官
〇ルーマニア側参加者
 セミナー;政府関係者、ブカレスト工科大学、関係団体などから100名余
 学生への講義;ブカレスト工科大学学生など100名余

  • (和田会長の講演)

  • (立ち席もでた学生に対する講義)

添付資料

記者発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省住宅局建築指導課建築国際関係分析官 水谷
TEL:03-5253-8111 (内線39-502) 直通 03-5253-8513 FAX:03-5253-1630
国土交通省住宅局建築指導課建築技術政策分析官 佐藤
TEL:03-5253-8111 (内線39-445) 直通 03-5253-8513 FAX:03-5253-1630

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