報道・広報

東京のタクシー初乗り運賃410円に係る実証実験の結果について

平成28年10月17日

東京のタクシー初乗り運賃については、初乗り距離を短くして額を引き下げるという内容の申請がなされており、現在、運賃改定手続を進めています。このような見直しを図ることにより、訪日外国人の観光需要や高齢者等の日常生活需要の喚起等の効果が期待されます。
今般、初乗り運賃引下げについて広く周知を図るとともに、短距離のタクシー需要の顕在化について検証するための実証実験を行いました。


1.実証実験の概要
○期 間:平成28年8月5日(金)~平成28年9月15日(木)
○場 所:新橋駅東口(8/5~9/15)、浅草駅前(8/5~8/18)、新宿駅東口(8/19~9/1)、
東大病院前(9/2~9/15)の4カ所のタクシー乗り場
○車両数:実証実験参加事業者23社から40両
  ○実施運賃
初乗り運賃 :1.059kmまで 410円
加算運賃  : 237mごと   80円
○調査方法
実証実験の利用者に対して、タクシー利用の実態や実証実験参加に係る感想等について、アンケートを実施
2.実証実験結果(概要)
○全運送回数:合計15,071回
(新橋9,830回、浅草1,036回、新宿1,858回、東大病院2,347回)
○アンケート回答者数:合計10,368回(日本人10,201人、外国人167人)

○主なアンケート結果:
  ・日本人利用者の約6割が、410円タクシーになれば利用回数が増えると回答した。
・回答結果を平均すると、 410円タクシーの導入により、タクシーの利用回数が月4.8回から月7.0回、約46%増加するとの結果が得られた。
・また、外国人利用者の約8割が、410円タクシーは「安価」又は「適当」と回答した。

※アンケート結果の詳細は別紙のとおり。
 

お問い合わせ先

国土交通省自動車局旅客課 矢吹・佐藤
TEL:03-5253-8111 (内線41202、41243) 直通 03-5253-8569 FAX:03-5253-1636

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る