報道・広報

我が国が主導してきた国際的な車両認証制度(IWVTA)が新たに成立しました
~安心・安全な車の国際的な普及を目指して~

平成29年11月21日

  

  11月13日から17日に開催された国連の自動車基準調和世界フォーラム(WP29)第173回会合において、   
 日本が主導して実現を目指してきた国際的な車両認証制度(IWVTA)が新たに成立しました。  

 国際的な車両認証制度(International Whole Vehicle Type Approval、IWVTA)は自動車に係る認証の
相互承認を「装置単位」から「車両単位」へ発展する制度であり、我が国の提案によって始まり、
その後も議長として議論を主導してきたものです。  

今般、WP29の会合において、 IWVTAに関する手続き等を定めた国際規則(国連規則第0号、UNR0)が
成立し、2018年6月頃に発効する見込みです。これによりUNR0を適用する締約国間において車両単位での
認可証の発行・受入れが可能となり、各国の認証手続きが効率化されることから、安全・環境に係る
高度な国際基準に適合する自動車の国際的な普及や我が国自動車メーカーの輸出競争力の強化等が
図られることが期待されます。

 UNR0が発効した後は、我が国と欧州各国との間で車両単位の認可証の相互受入れが可能 となる
見込みですが、国土交通省としては、引き続き、我が国制度・技術の国際標準化、 相手国での
デファクト・スタンダード獲得等の推進のため、アジア諸国等に対してUNR0の適用を促していくこととしております。

お問い合わせ先

国土交通省自動車局技術政策課 佐橋、松坂
TEL:03-5253-8111 (内線42254)

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