平成28年5月27日
タカタ製エアバッグ・インフレータ(ガス発生装置)の異常破裂に関しては、タカタ及び関連自動車メーカーが外部の調査専門機関を活用して発生原因の調査を行ってきましたが、今般、乾燥剤が入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータについては、その中にある火薬(硝酸アンモニウム)が湿気のある状態で長期間の温度変化にさらされると、劣化することが明らかとなりました。
これを踏まえ、国土交通省は、関連自動車メーカー等に対し、乾燥剤の入っていないタカタ製エアバッグ・インフレータを搭載した車両のリコールへの対応についてヒアリング等を行い、以下のとおり、国内の関連自動車メーカーによるリコールの拡大スケジュールをとりまとめました。
国土交通省としては、本日(5月27日)、関連自動車メーカー等に対して、当該スケジュールを可能な限り前倒してリコールするよう指導しました。
リコール届出時期 | 対象車両の製造年 | 対象 車両数 |
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運転席側 インフレータを 搭載した車両 |
国内で不具合が起きている 助手席側インフレータ (SDI及びSPI)を搭載した 車両 |
国内で不具合が起きていない助手席側インフレータを搭載した車両 | ||
2016年6月まで | 全て | ~2008年製 | 約700 万台 |
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2016年11月まで | ~2011年製 | ~2009年製 | ||
2016年度末まで | ~2012年製 | |||
2017年度末まで | ~2013年製 | |||
2018年度末まで | 上記以降に製造されたもの |
報道発表資料(PDF形式)
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