報道・広報

「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」最終とりまとめの公表について

平成28年9月16日

今般発覚した一連の自動車の型式指定審査における燃費試験の不正行為を踏まえ、4月28日に設置した「自動車の型式指定審査におけるメーカーの不正行為を防止するためのタスクフォース」において6回にわたって議論を行い、外部有識者の意見等を踏まえつつ、型式指定審査におけるメーカーの不正行為を抑止・防止するために必要な措置をまとめた「最終とりまとめ」が策定されましたので、別添のとおり公表いたします。

【最終とりまとめの概要】

○メーカーの不正行為を防止するための審査方法の見直し
・型式指定審査の一環として、メーカーが提出するデータの測定時に、機構が抜き打ちでの立ち会い等によるチェックを行い、問題がある場合には、機構が不正の有無について技術的検証を実施する。
・不正行為が発覚したときは、当該申請の却下、法令上の不利益処分、罰則の適用等の厳しい制裁措置をとる。
・不正を行ったメーカーに対し、一定期間機構が立ち会う審査を増やす等、以後の型式指定審査を厳格化する。
・国が行う型式指定監査において、型式指定後も不正の有無を確認する。
・更なる不正行為の抑止対策として、型式指定に関する罰金額の見直しや課徴金制度の導入等について、本最終とりまとめを受けて実施される対策の実施効果等を検証しつつ検討する。

○その他メーカーの不正行為を防止するために必要な措置
・燃費・排出ガス試験法の国際調和の推進
・ばらつきを抑える趣旨がより明確な走行抵抗測定方法の導入前倒し
・燃費表示方法の改善
・相互承認に関する国際的な調和
・不正行為の通報窓口の設置
 

添付資料

最終とりまとめ(本文)(PDF形式:646KB)PDF形式

最終とりまとめ(概要)(PDF形式:177KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省自動車局審査・リコール課 盛田、蛯原
TEL:03-5253-8111 (内線42312、42323)

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