平成26年8月26日

●国土交通省は、毎年６月を「不正改造車を排除する運動」及び「ディーゼルクリーン・キャンペーン」の強化月間としています。

●この期間中に警察庁、自動車検査独立行政法人、軽自動車検査協会等の協力を得て、不正改造車の摘発と自動車ユーザーへの啓発に重点を置いた街頭検査を全国で
１６０回※（昨年比－３０回）、１５,２９３台（昨年比－３,１３６台）に対して行いました。
　（※期間中、全国的に天候に恵まれなかったため、実施回数等が例年より減少。）
　　
●その結果、約７．６％の１,１６４台（昨年比－１８４台）に保安基準不適合箇所などがあったことから自動車ユーザーに対し改善の指導を行いました。

●このうち、窓ガラスへの着色フィルムの貼付、灯光色違いの灯火器の取付けなどの不正な改造を行っていた車両は２１７台（昨年比－４９台）あり、その場で改善措置を講じた車両以外の１５７台（昨年比－５７台）に整備命令書を交付し、必要な整備を命じました。

●整備命令書を交付した１５７台の主な不正改造内容は、以下のとおりです。
　　○不適切な灯火器　　　　　　　：　３１件
　　○着色フィルム等の貼付　　　　：　３４件
　　○基準不適合マフラーの装着　　：　３０件

●また、硫黄分濃度分析器による燃料に関する検査については２４８台（昨年比＋６７台）実施しました。

●このうち、不正軽油（規格外の軽油）の使用が判明した２台（昨年比±０台）について適正な燃料を使用するよう警告をしました。

国土交通省では今後とも関係機関と協力し、不正改造車及び不正軽油の排除を積極的に推進してまいります。