報道・広報

ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化します。

平成27年7月1日

今般、中央環境審議会答申「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について」(第10次答申(平成22年7月)及び第11次答申(平成24年8月))等を踏まえ、ディーゼル重量車及び二輪車の排出ガス規制を強化するため、道路運送車両の保安基準等を改正し、本日公布、施行しました。(改正の詳細は別紙を参照のこと。)
主な改正内容は、
(1) ディーゼル重量車関係
 排出ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)に対する規制について、これまでの規制値と比較して約4割低い水準に引き下げる規制強化を行います。また、排出ガス試験モード等について、国連において策定された世界統一技術基準(UN GTR)の「重量車排出ガス試験方法(UN GTR No.4)」の試験モード(WHDC)を導入します。
 さらに、WHDCにおいて定められるエンジン運転サイクル外(オフサイクル時)の排出ガスに対する規制として「オフサイクルエミッション(UN GTR No.10)」と調和させた規制を導入します。そのほか、装備を義務づけている車載式故障診断装置に係る要件についても、より高度な故障診断を可能とするため、「車載式故障診断装置(UN GTR No.5)」と調和させた規制を導入します。

(2) 二輪車関係
 排出ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)、炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)に対する規制について、これまでの規制値と比較して最大約6割低い水準に引き下げる規制強化を行います。また、既に導入済みの「二輪車排出ガス試験方法(UN GTR No.2)」の排出ガス試験モードに加え、排出ガス規制値に係る規制区分についてもUN GTRと整合を図ります。そのほか、新たに駐車時等の燃料蒸発ガスに対する規制及び車載式故障診断装置の装備の義務付けを行います。

添付資料

別紙(PDF形式:348KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省自動車局環境政策課 海東、植木
TEL:03-5253-8111 (内線42522) 直通 03-5253-8603

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