平成27年10月8日

　自動車の環境性能の向上及び国際的な基準調和の観点から、今般、国連欧州経済委員会の「タイヤの車外騒音・ウエット路面上の摩擦力・転がり抵抗に係る協定規則（第117号）」を採用し、国内基準に導入することとしました。
　また、既に日本が採用している「年少者用補助乗車装置に係る協定規則（第129号）」等の改訂が、国連欧州経済委員会自動車基準調和世界フォーラム（WP29）第165回会合において採択されたところです。
　上記を受け、我が国の安全・環境基準の向上を図るため、今般、道路運送車両の保安基準等を以下の通り改正し、本日公布・施行致しましたので、お知らせします。
（改正の詳細は別紙参照）

(1) 四輪車のタイヤ騒音等の対策について、国連欧州経済委員会のタイヤの車外騒音・ウエット路面上の摩擦力・転がり抵抗に係る協定規則（第117号）を採用し、試験法等を国際基準と調和し、以下のスケジュールで義務付けます。
○新型車：平成30年4月1日以降順次
○継続生産車：平成34年4月1日以降順次

(2) 年少者用補助乗車装置に関し、協定規則第129号の改正に伴い、前向きのチャイルドシートに対して新たに装置型式指定等を取得するものから原則5点式ベルトを義務付けます。