報道・広報

2016年の我が国のクルーズ等の動向(調査結果)
~日本人のクルーズ人口、クルーズ船の寄港回数及び訪日クルーズ旅客数が過去最多~

平成29年6月2日

 ・ 2016年の日本人のクルーズ人口5年連続の20万人台となる24.8万人となり、過去最多になりました。
 ・ 我が国の港湾へのクルーズ船の寄港回数は、中国からのクルーズ船の寄港増等により大幅に増加し2,017回訪日クルーズ旅客数199.2万人となり、こちらも過去最高になりました。(確報)

   国土交通省では、我が国のクルーズ等の動向を把握すべく、毎年、クルーズ船社や旅客船事業者、船舶代理店、旅行会社、全国の港湾管理者等を対象として、調査を実施しております。
   今般、2016年(1月~12月)の調査結果をとりまとめましたので、その結果をお知らせ致します。
 

 
 
 

1.日本人のクルーズ人口等(資料1)

(1)日本人のクルーズ人口
[1]全体
・2016年の日本人のクルーズ人口※1は、外国船社の配船数の増加に伴う日本発着外航クルーズ数の増加等により、前年より2.7万人増加し24.8万人(12.4%増)。

[2]外航クルーズ人口※2
・前年に比べ、乗客数は2.1万人増加し15.4万人(15.5%増)、人泊数は4.0万人泊減少し118.9万人泊(3.3%減)。
・日本船社分・外国船社分の内訳は、日本船社分が1.0万人(2.0%増)・10.9万人泊(48.9%減)、外国船社分が14.4万人(16.6%増)・107.9万人泊(6.3%増)。

[3]国内クルーズ人口※3
・前年に比べ、乗客数は0.7万人増加し9.4万人(7.6%増)、人泊数は0.4万人泊減少し23.2万人泊(1.7%減)。
・クルーズ船分・内航フェリー分の内訳は、クルーズ船分が9.3万人(8.4%増)・23.1万人泊(1.5%減)、内航フェリー分が0.04万人(60.0%減)・0.1万人泊(35.7%減)。
※1  日本人のクルーズ人口 : 船内1泊以上の外航クルーズ又は国内クルーズを利用した日本人乗客数の合計。
※2  外航クルーズ人口 : 乗船地、下船地又は寄港地のいずれかに海外が含まれるクルーズ(フライ&クルーズを含む。)を利用した 日本人乗客数。
※3  国内クルーズ人口 : 日本船社の船舶によって運航される乗船地、下船地及び寄港地の全てが日本国内であるクルーズを利用した日本人乗客数。(内航フェリーによるチャータークルーズの乗客数を含む。)

(2)外航旅客定期航路利用者数
・日本を発着する外航旅客定期航路を利用した日本人乗客数は、日韓航路乗客数の回復により、前年より1.3万人増加し15.4万人(9.5%増)。

2.我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数及び訪日クルーズ旅客数

(1)我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数
2016年の我が国港湾へのクルーズ船の寄港回数は、外国船社運航のクルーズ船が1,443回、日本船社運航のクルーズ船が574回となり、合計は過去最多の2,017回(前年比38.7%増)
(2)訪日クルーズ旅客数
我が国へクルーズ船により入国した外国人旅客数は、過去最多の約199.2万人(前年比78.5%増)。
※今回の確定値は、平成29年1月17日に公表した速報値を精査したもの。

お問い合わせ先

国土交通省海事局外航課 矢島、梅原、早野
TEL:03-5253-8111 (内線43303、43352) 直通 03-5253-8619 FAX:03-5253-1645
国土交通省港湾局産業港湾課 伊藤、 中野、 下岡、佐藤
TEL:03-5253-8111 (内線46422、46423) 直通 03-5253-8672 FAX:03-5253-1651

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