報道・広報

旅客船事業者による航路情報のオープンデータ化が容易に
~「標準的なフェリー・旅客船航路情報フォーマット」を作成~

平成31年4月19日

  国土交通省海事局は、「標準的なフェリー・旅客船航路情報フォーマット」及び「簡易入力
 支援ツール」等を国土交通省のウェブサイトにおいて公開いたしました。この標準フォーマット
 によって、フェリー・旅客船事業者による自社の航路情報のオープンデータ化が容易となり、
 コンテンツプロバイダ等における航路情報データの共有が推進され、インバウンドをはじめと
 する観光客等の航路利用の増加が期待されます。

〇 現在、交通機関の最適な経路情報はスマートフォンのアプリ等で容易に調べることが
 できる環境となり、また、訪日外国人旅客数の増加をはじめとする我が国の観光振興の
 潮流と相まって、経路情報の利用が拡大しています。さらに、「MaaS (※)」という新た
 なモビリティサービス形態が、経路情報の多数の関係者間における共有及び更なる充実
 を今後ますます促進しようとしています。

 (※)MaaS…“Mobility as a Service”の略。出発地から目的地までの移動ニーズに対して最適な移動手段
   をシームレスに一つのアプリで提供するなど、移動を単なる手段としてではなく、利用者にとっての一元
   的なサービスとして捉える概念。

 
〇 このような中、他モードに比べて事業者からの情報発信が遅れているフェリー・旅客
 船業界における航路情報の整備を支援・推進するため、「標準的なフェリー・旅客船航路
 情報フォーマット」(別添)を作成するとともに、事業者単独でも比較的容易に情報のデ
 ータ化を行えるように「簡易入力支援ツール」及び「作成ガイドライン」をあわせて作
 成し、国土交通省のウェブサイトで公開いたしました。
 
〇 このフォーマットによってフェリー・旅客船事業者の皆様が航路情報をデータ化して
 積極的に情報発信することで、コンテンツプロバイダの経路検索サイトにおける航路情
 報の反映が進展するのみならず、航路情報の多言語化対応、地方自治体・DMOにおけ
 る同情報の活用など、様々な場面における航路情報の利用が拡大し、インバウンドをは
 じめとする観光客の航路利用の増加が期待されます。
 
○ フォーマット等は、下記からダウンロードできます。事業者の方々におかれましては、
 ぜひ積極的なご活用をお願いいたします。
 
  http://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_tk3_000061.html

アクセスQRコード

フォーマットに関する問合せ窓口

 フォーマットの利用について、ご不明な点等がございましたら下記アドレスへご連絡下さい。
   問い合わせ先:国土交通省海事局内航課
   メールアドレス: hqt-n310328アットgxb.mlit.go.jp
   ※メール送付の際は「アット」を@に変えて下さい。

   ※ご相談は24時間受付可能ですが、内容の確認は平日9:30~18:15となりますことにご注意下さい。

お問い合わせ先

国土交通省海事局内航課 上野、前田
TEL:(03)5253-8111 (内線43452、43454) 直通 03-5253-8625 FAX:03-5253-1643

Get ADOBE READER

別ウィンドウで開きます

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
左のアイコンをクリックしてAdobe Acrobat Readerをダウンロードしてください(無償)。
Acrobat Readerをダウンロードしても、PDFファイルが正常に表示されない場合はこちらをご覧ください。

ページの先頭に戻る