報道・広報

平成29年度より6級・通信・電子通信の海技試験を休日に実施します
~海技士国家試験(定期試験)の休日試験の見直し~

平成29年2月1日

大学、高等専門学校からの要望を踏まえ、平成23年10月から2級海技士筆記試験、平成24年4月から1級海技士筆記試験を試行的に休日に実施してきましたが、これまでの試行期間で得られた受験者の動向を踏まえ、更なる受験者の利便性向上を図るとともに、海技試験の休日実施効果を高めるため、平成29年度に実施する海技士国家試験(定期試験)より、休日に実施する海技試験の種別を「1級・2級」から「6級・通信・電子通信」見直しを行ったうえで、引き続き試験的に休日試験を実施します。

【概要】
[1]休日試験の実施効果(受験者の動向)
   休日試験の実施前後における受験者数の伸び率を基に、学生(25歳未満の受験者)及び社会人(25歳以上の受験者)毎に実施効果を分析した結果は以下のとおり。
  ○ 学生については、効果を確認することが出来なかった
  ○ 社会人については、休日試験実施月の伸び率が高く一定の効果を確認
<1級>

  4月
(休日実施)
7月 10月 2月
学生 112% 106% 98% 121%
社会人 123% 121% 115% 114%
<2級>
  4月 7月 10月
(休日実施)
2月
学生 111% 123% 114% 120%
社会人 113% 120% 128% 112%
※ 海技士国家試験(定期試験)は、年間4回(4、7、10、2月)実施。

[2]休日試験の実施効果を踏まえた対応(休日試験の見直し)
   海技試験の休日実施効果を更に高めるためには、社会人の多様なニーズを調査する必要があるため、平成29年度より、休日試験(4月及び10月定期試験)の対象とする海技試験の種別を以下のとおり見直す。
 
<休日試験の対象>
  ○ 6級海技士(航海・機関)、1~3級海技士(通信)、1~4級海技士(電子通信)
  
[3]その他(学生の受験利便性向上方策の検討)
  1級及び2級海技試験受験者の多数を占める学生の利便性を更に高めることが、海事人材の育成を支援する観点からも重要であると考えられる。従って、より学生にとって利便性の高い試験日程で海技試験が実施出来るよう、平成29年中に改めて教育機関と調整を行い、平成30年以降に実施する海技試験(定期試験)の日程に反映させる。
 

お問い合わせ先

国土交通省海事局海技・振興課 星、木村
TEL:03-5253-8111 (内線45-339、45-315) 直通 03-5253-8655 FAX:03-5253-1646

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