平成26年2月26日

 我が国の社会資本ストックは、高度経済成長期などに集中的に整備され、今後急速に老朽化することが懸念されることから、社会資本を安全により長く利用できるよう、劣化や損傷の状況を確実に把握することで、戦略的な維持管理・更新を行うことが課題となっています。
国土交通省としても、これらの老朽化対策に全力を挙げて取り組んでいるところです。
その取組の一環として、新技術情報提供システム（NETIS）を活用した以下の２つの取り組みを行うことで、点検等の現場における活用を支援します。
 
１．NETIS維持管理支援サイトの開設と技術情報の募集について
新技術情報提供システム（NETIS）に登録された技術を対象として、点検等に資する技術を募り、国土交通省ホームページで公表し、広く情報提供することで、点検等の現場における活用を支援します。（詳細：別紙１）
 
 
２．老朽化対策に資する点検等技術の公募
水中部にある鋼構造物の腐食や損傷等については、構造物の不具合と結び付く可能性が高く、早期に発見することで予防的な対策を施すことが可能となります。
新技術情報提供システム（NETIS）を活用し、既に実用化段階にある「目視困難な水中部にある鋼構造物の腐食や損傷等を非破壊・微破壊で検出が可能な技術」を公募することとしました。（詳細：別紙２）
応募された技術のうち、活用効果が高いと思われるものについては、国土交通省の事業・実現場等において活用し、その機能・性能などを確認・評価します。
本評価結果については、NETIS維持管理支援サイトにて公表します。