平成29年8月14日

今年度の建設技術研究開発助成制度「政策課題解決型技術開発公募」について、建設技術研究開発評価委員会における審査により、採択課題を決定しました。

今年度は建設現場の生産性向上のため、本年1月に産官学により設立されたi-Construction推進コンソーシアムとの連携を図り（参考1）、i-Constructionの推進に資する技術開発について４～５月に公募を行いました。具体的な連携として、技術開発・導入ワーキンググループにおいて行われたニーズ、及びシーズのアンケートを踏まえ、企画委員会において募集テーマの議論を行い、「i-Constructionを推進する技術開発」として5つのテーマを設定しました（参考2）。審査の結果、新規課題として17技術を採択しました（別紙参照）。引き続き、i-Construction推進コンソーシアムとの連携の下で技術開発を推進して参ります。

○「政策課題解決型技術開発公募（一般タイプ）」 新規課題
応募45件（新規課題39件）のうち、「3次元データ等を活用した新たな建設手法の開発」のテーマより3件、「建設現場のヒト・モノをリアルタイムでつなぐ現場のIoT化技術」のテーマより3件、「効率性を大幅に向上させる維持管理・更新・リサイクルに関する技術」のテーマより7件、「災害対応の高度化」のテーマより4件の新規課題17件を採択しました。

○「政策課題解決型技術開発公募（一般及び中小企業タイプ）」継続課題
応募6件（一般タイプ4件、中小企業タイプ2件）のうち、6件を採択しました。

以上、新規課題17件、継続課題6件を採択しました。

※「政策課題解決型技術開発公募」は、国土交通省が定めた具体的推進テーマに対して、迅速に（概ね2～3年後の実用化を想定）成果を社会に還元させることを目的とした公募です。

※＜採択課題一覧＞については、別紙をご覧ください。