報道・広報

JR西日本に対する運輸安全マネジメント評価(7回目)の結果について

平成27年1月23日

国土交通省では、平成18年10月から、運輸事業者の安全管理体制の構築・改善状況等を評価し、継続的改善を確認するため、運輸安全マネジメント評価を進めています。
今般、下記のとおり、西日本旅客鉄道株式会社(以下「JR西日本」)に対する7回目の運輸安全マネジメント評価を実施いたしましたので、お知らせします。

1.出席者

国土交通省:大臣官房 運輸安全監理官、同 首席運輸安全調査官、近畿運輸局鉄道部長 等
JR西日本:真鍋社長、山本鉄道本部長(安全統括管理者) 等

2.日程

1月21日(水)

 午前  社長インタビュー
 午後  安全統括管理者インタビュー、安全推進部長インタビュー、
 監査部長インタビュー、文書・記録確認
(注)評価開始時、社長挨拶冒頭までは報道関係者に公開

1月22日(木)
 午前  文書・記録確認、評価チーム内部打合せ
 午後
 16:00
 17:00
 評価チーム内部打合せ
 評価結果の説明
 記者発表


3.評価結果

(1)熱心に取組んでいる事項や取組みの優れている事項等


[1]経営トップが過去の取組みの振り返りから次に執るべき施策に対する明確なビジョンを持ち、その方向性を現場に示すことで更なる安全性向上に向けて主体的かつ積極的に関与していること

[2]「安全基本計画」の振り返りと安全意識調査等から課題を見出し、その改善に向けて新たに「安全考動計画2017」を策定するとともに、各支社の取組みを実情に応じたものにしやすい仕組みに変更され、その推進に繋げられていること(前回助言対応)

[3]自社の「リスクアセスメント」能力を検証し、本社・支社でできること、更にレベルアップするためには何ができるかを明確にされるなど、ステップアップを目指し、新たな取組みを実施されていること(前回助言対応)

[4]東日本大震災等をきっかけとして開発・導入した訓練である「Think-and-Act Training」について、人命最優先の考動を浸透させる効果や、訓練を行うことで運転士等の心構えの醸成が期待されること

[5]「安全考動計画2017」の推進に向け、「安全管理体制内部監査」の見直しを図ったことにより、効果的な監査の実施に繋がるものと期待されること


(2)安全管理体制の向上に向けて、更に推進すると効果が向上すると思われる事項等
[1]年間5,000件程度報告されている「安全報告」について、統計処理による傾向把握から課題等を抽出するなど、更に有効活用を図り施策に反映させること

お問い合わせ先

国土交通省 大臣官房 運輸安全監理官付 首席運輸安全調査官 井上 剛 (いのうえ たけし)
TEL:03-5253-8111 (内線22061) 直通 03-5253-8797 FAX:03-5253-1531
国土交通省 大臣官房 運輸安全監理官付 首席運輸安全調査官 石黒 義満(いしぐろ よしみつ)
TEL:03-5253-8111 (内線22065) 直通 03-5253-8797 FAX:03-5253-1531

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