報道・広報

平成24年度「離島の活力再生支援事業」の選定結果について
~離島のモデル的な取組みを支援します~

平成24年6月29日

 国土交通省では、離島地域の活性化を図ることを目的とし、標記事業の提案を募集(募集期間:4/18~5/9)したところ、全国の離島地域から13件の応募があり、審査の結果3件選定いたしましたので、お知らせいたします。

1.「離島の活力再生支援事業」の概要

 本事業は、離島地域自らの創意工夫を前提に、先導的な地域活性化への取組の実施を通じ、離島の国家的役割等の維持や新たな島づくりの担い手の育成及び離島社会の維持・再生を図る取組を支援するものです。離島地域の活性化を図ることに加え、その成果を他の離島地域の活性化の取組にも反映させることにより、離島地域全体の活性化につなげることを目的としています。
 本事業で採択及び実施される取組が成果を上げ、他の離島地域の参考となることにより、離島地域全体の活性化につながることを期待しています。

2.選定された応募団体名(対象離島名)、案件名

・八丈島産業育成会(東京都八丈島)「トライランド・アスロンによる島の活性化モデル構築」
 体験ツアー、スポーツ観光、ウェルネスツーリズム、エコツーリズムを渾然一体とさせた新たな競技を創出し、競技の標準化と、競技大会の実施等を行う。
・緑のコンビナート推進協議会(島根県島後)「隠岐の島域内分散型防災・ビジネス対策事業」
 避難施設への再生可能エネルギー導入可能性調査等によりモデル計画を策定するとともに、地域住民の災害時の緊急・応急手当等に役立つ自然環境意識の啓発活動に取り組む。
・奄美市(鹿児島県奄美大島)「地域力の活用による世界自然遺産登録に向けた観光客受入体制構築事業」
 地元住民の自然保護への意識醸成を図るための啓蒙啓発活動を実施するとともに、地元住民のガイド育成を図るための講習会、研修等を実施する。

3.選定方法

 選定にあたっては、有識者による「離島の活力再生支援事業第三者委員会」(委員長:阿比留勝利[城西国際大学観光学部教授])において、取組について公益性、先導性、総合性・持続可能性などの観点から審査・選定しました。

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局離島振興課 冨永、金子
TEL:(03)5253-8111 (内線29-626)

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