報道・広報

スマホによる、屋内でのナビを可能にする、「位置情報サービス」の実証実験を日本最大の地下空間で実施
~2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を見据えた「情報のバリアフリー」への取組の具現化~

平成28年1月28日

 国土交通省は2月4日から、歩行者が行きたい目的地までの最適な道順をスマートフォンにて案内する、ナビゲーションサービス(提供アプリ名:「ジャパンスマートナビ(トライアル版)」の実証実験を、日本最大の地下空間が拡がる東京駅周辺で開始します(地上・地下・屋内を問わずナビできるシステムの実験エリアとしては我が国最大規模となります)。






 国土交通省では、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、訪日外国人や高齢者、障害を持つ方々など、誰でもが目的地へ円滑に移動できるためのバリアフリー・ユニバーサルデザインの一層の推進に取り組んでいます。今回の実証実験は、ICTを活用した情報案内による「情報のバリアフリー」を具現化する取り組みとなります。
 本サービスは、地下の各所に設置した「ビーコン」と呼ばれる無線機器と既設の「Wi-Fi」等からの信号と、新たに整備した「屋内電子地図」等によって提供されるナビサービスです。関係各者の協力を得て、各社バラバラに作成されていた地図を統合の上、一定のルールの下、ビーコンの設置を行いました。
 今回の実証実験では、新たな測位環境と屋内外のシームレスな電子地図からなる「空間情報インフラ」の活用や応用に向けた知見を収集するとともに、国民の皆様に、屋内外途切れのないナビゲーションサービスの利便性を体感いただきます。
 
 実証実験の概要は以下のとおりです。また、開始当日(2/4)に報道関係者向け説明会を行います。(同日付報道発表「『東京駅周辺屋内外シームレス測位サービス実証実験』に関する報道関係者向け説明会の開催について」をご参照ください。)
 
【東京駅周辺屋内外シームレス測位サービス実証実験】
 (1)実施エリア:東京駅周辺の地下街(大手町・丸の内・有楽町、銀座、八重洲の一部)
                                ※駅改札内等の一部エリアは対象外です。
 (2)実施期間:平成28年2月4日(木)~3月6日(日)
         (期間中、Android端末向けナビゲーションアプリを一般公開)
 (3)実施内容:添付資料参照
 
 

お問い合わせ先

国土交通省国土政策局国土情報課 笠間、中村、伊藤
TEL:(03)5253-8111 (内線29823、29824、29845) 直通 03-5253-8353 FAX:03-5253-1569

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