報道・広報

羽田空港国内線発着枠の配分の見直し結果について

令和元年9月2日

 

  「羽田発着枠配分基準検討小委員会報告書」(令和元年8月29日)を受けて、国土交通省において、羽田空港(国内線)の発着枠の配分の見直しを行った結果、以下のとおりとなりました。
  この見直し結果は、2020年夏ダイヤ(3月29日~)以降の発着枠に反映される予定です。

1.基本的考え方
 ● 今回は国内線への増枠がないため、既存の発着枠を航空会社から一部回収し、評価して再配分。
 ● 訪日外国人旅行者の地方への誘客等を図るため、再配分する枠は地方枠(非幹線)とするとともに、
    需要喚起等に向けた地域と航空会社の優れた提案を評価して発着枠を付与する「政策コンテスト
      枠」を2枠増加。(現行3枠と合わせて合計5枠に。)
 ● 競争促進のため、将来、羽田空港に新規に参入しようとする航空会社が現れた場合に優先的に配
    分する「新規参入枠」を新設し、3枠を留保。(新規に参入しようとする航空会社が現れるまでの間は、
       既存航空会社の暫定使用可。)

2.配分の見直し結果
  ・ 現在羽田空港に就航している6社より、回収対象となる保有発着枠 から定率約5%(各社少なくと
    も1枠)ずつ、計19枠を回収。
   ※自由枠・地方枠の合計から少便数路線に使用されている発着枠及び新規優遇枠を除いたもの。
  ・ 評価方式により、現在羽田空港に就航している6社に対して16枠を再配分。(評価方式による評価
    の結果は別紙のとおり。) なお、今般再配分する発着枠は、地方枠(非幹線)に充てることとする。
 
  回収数 再配分数 増減
日本航空 ▲8 ▲3
全日本空輸 ▲7 ▲1
スカイマーク ▲1
AIRDO ▲1
ソラシドエア ▲1
スターフライヤー ▲1
合計 ▲19 16  
 
政策コンテスト枠(増枠)
新規参入枠(新設)
  ※廃止路線分(2枠)を併せて活用。
  ※政策コンテストについては、今年度中を目途に実施予定。
 

お問い合わせ先

国土交通省航空局航空ネットワーク部 航空事業課長 岡野、 課長補佐 川端
TEL:03-5253-8111 (内線48501,48502) 直通 03-5253-8706 FAX:03-5253-1656

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