令和元年7月5日

○成田国際空港株式会社（以下「成田会社」）を含む日本企業連合は、モンゴル国政府との間で新ウランバートル国際空港の事業権契約を締結。
○成田会社が海外の空港運営に参画する初の事業。


○三菱商事株式会社、成田会社、日本空港ビルデング株式会社、株式会社ＪＡＬＵＸの４社（以下、日本企業連合）は、本日、モンゴル国の首都ウランバートル近郊に円借款で建設している新ウランバートル国際空港の運営事業について、モンゴル国政府との合弁で設立したNew Ulaanbaatar International Airport LLC社を通じてモンゴル国政府 国家開発庁との間で１５年間の事業権契約を締結したことを公表しましたので、お知らせ致します。

○２０１８年８月に「海外社会資本事業への我が国事業者の参入の促進に関する法律」が施行され、成田会社等による海外空港事業への本格的な参画が可能となりました。今回の事業権契約の締結により、成田会社が初めて海外の空港運営に参画することとなります。

○国土交通省は、航空インフラの海外展開を推進しており、引き続き政府間対話の機会を捉えたトップセールス等を通じ、海外の空港の建設・運営に関する協力や航空関連の技術協力等を進めて参ります。

○本件に対する今後の支援はもとより、引き続き航空インフラ国際展開の推進に向け取り組んで参ります。

【モンゴル国「新ウランバートル国際空港運営事業」の概要】
（１）滑走路・エプロン等の土木施設の維持管理、旅客ターミナルビルの運営、グランドハンドリング等
（２）出資比率：日本側51％、モンゴル側49％、事業期間：15年
（３）新ウランバートル国際空港の概要
　　　・開港：2020年夏予定　・滑走路：１本（3,600m）　・旅客処理能力（年間）：200万人