令和元年7月26日

　国土交通省では、令和元年11月21日(木)と22日(金）に開催予定の「第20回 空港技術報告会」における報告議題を募集します。
　テーマに関連する整備や新技術に関する報告、及び一般報告として空港における技術開発、計画、工事、研究成果等に関する報告議題を受け付けます。

　「空港技術報告会」は、昭和41年に開催された「第1回　空港土木工事報告会」を前身とし、途中「空港土木技術報告会」と名称変更を経て、平成12年に技術の高度化・多様化の流れを受け、土木、建築、機械の各分野にまたがる総合的な空港技術の情報発信および共有の場として始まったものです。

　近年、我が国で発生する自然災害は激甚化の一途を辿り、昨年も台風や地震により空港機能に支障を来たし、国民経済や国民生活に多大な影響を与える事案が発生いたしました。航空局では、この様な大規模自然災害が発生した場合においても我が国の航空ネットワークを維持する方策を検討するため、昨年10月より「全国主要空港における大規模自然災害対策に関する検討委員会」を設置し、これら空港の機能確保等のための対策について検討を進めてきました。この結果として、今年4月には新たな防災施策として「災害多発時代に備えよ!!～空港における「統括的災害マネージメント」への転換～」を公表したところです。

　これを踏まえ、今年度は、災害発生後においても空港の基幹的機能を維持するために有効な技術や機器、また、多発する大規模自然災害に対して各空港が取り組んでいる最新の災害対策など、幅広い災害対策に関する情報共有を目的とし、｢災害多発時代に備えよ!!｣のテーマに沿った報告議題を募集します。

　また、空港に関する技術開発、計画、工事、研究成果等に関する一般報告議題についても広く募集します。
　詳細につきましては、以下をご参照ください。