報道・広報

日本航空株式会社に対する厳重注意について
~安全運航のため厳格に指導監督を図って参ります~

平成28年7月13日

 日本航空株式会社において、運航乗務員の不適切な行為及び不十分な運航乗務員管理が認められましたので、航空局は本日付で同社に対して厳重注意を行い、必要な再発防止策を検討の上報告するよう指示しましたのでお知らせします。

(事案の概要)
・平成28年6月27日(月) 夜、当日の乗務を終えた日本航空株式会社 (以下「JAL」という。) の副操縦士が、公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕された。(検察に送致され、7月8日(金) まで拘留)
・当該副操縦士が乗務予定であった6月28日(火) 午前7時35分発 JAL182便 (小松空港発 羽田空港行き) は代替要員が確保できず欠航となり、当該便の乗客81名は別便に振り替えを余儀なくさせられた。
 なお、当該副操縦士は、平成22年11月、サンフランシスコまでの乗務後滞在中のホテルにおいて飲酒によるトラブルを起こしたことから、平成23年5月に「社内管理」及び「断酒」の条件付きで航空身体検査証明を受けていた。
・上記に関して、運航乗務員の不適切な行為及び不十分な運航乗務員管理が認められ、航空法第71条に反し、航空法第149条第1項第2号に該当するとともに、国土交通大臣の認可を受けた運航規程に違反するものである。

 航空局としては同社において再発防止が確実に図られ安全運航のための体制が維持されるよう、引き続き厳格に指導監督を行って参ります。

お問い合わせ先

国土交通省航空局 安全部 運航安全課乗員政策室 課長補佐 渡辺
TEL:03-5253-8111 (内線50302) 直通 03-5253-8738
国土交通省航空局 安全部 航空事業安全室 課長補佐 千葉
TEL:03-5253-8111 (内線50145) 直通 03-5253-8731

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