災害に備えた小型航空機用RNAV経路の試行運用について
平成26年5月23日
「将来の航空交通システムに関する推進協議会（CARATS推進協議会）（座長：屋井鉄雄 東京工業大学大学院教授）」では、将来航空交通システムのあり方を検討しており、防災・救急・報道などに活躍が期待される小型航空機（主にヘリコプター）に対する利便性・安全性の拡大も一つの検討項目になっています。
このたび、運航者の要望も踏まえて、悪天候時でも小型機が安全かつ確実に飛行できるよう小型航空機に特化した飛行経路（RＮＡＶ経路（※））を設定し、試行運用を下記のとおり開始することになりましたので、お知らせします。
これにより特に伊豆諸島への迅速な防災活動や救急活動の一助になるものと考えています。今年度、試行を実施し、試行の結果を踏まえて、他地域にも拡大していくことを予定しています。
記
１． 運用開始日： 平成26年5月29日(木)
２． 対象機材： 防災関連等での飛行を目的とする小型航空機（主にヘリコプター）
３． 対象経路： 大島付近～八丈島付近 （別添参照）
４． 評価目的： 運航上の課題の抽出、管制運用に与える影響等
５． 参加予定者： 消防防災航空隊、新聞社
（※）RNAV：GPSなどを利用して柔軟な経路を飛行する広域航法（別添参照）。
お問い合わせ先
- 国土交通省航空局交通管制部交通管制企画課 山田・谷口
- TEL：03-5253-8111 （内線51106、51136） 直通 03-5253-8739 FAX：03-5253-1664
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