報道・広報

悪天候時においても小型航空機が飛行できる新たな経路を設定します
~ヘリコプター等による捜索救難活動等を支援します~

平成28年5月19日

 国土交通省では、平成28年5月26日より、大型航空機が通常使用する高高度のRNAV経路ではなく、小型航空機が飛行できる低高度のRNAV経路(大島-八丈島間)を設定し、正式運用を開始します。
 これにより、捜索救難活動等を実施する小型航空機が、悪天候時においても安全かつ確実に飛行することができるようになります。

 「将来の航空交通システムに関する推進協議会(CARATS推進協議会)(座長:屋井鉄雄 東京工業大学大学院教授)」では、将来の航空交通システムの構築に向けた検討を行っており、捜索救難・災害派遣・人命救助活動等に活躍が期待される小型航空機(主にヘリコプター)に対する利便性・安全性の拡大も一つの検討項目になっています。
 これを踏まえ、低高度を飛行する小型航空機が悪天候時においても安全かつ確実に飛行することができるようにするため、RNAV方式(※)による飛行経路(RNAV経路)を設定し、平成26年5月29日から試行運用を実施してきました。
 試行運用評価及び運航者等との協議の結果、今般、下記のとおり正式運用することとしましたので、お知らせ致します。
 これにより、特に伊豆諸島への迅速な捜索救難活動等の一助になるものと考えています。また、今後は他地域への導入も検討して参ります。


 
                         1. 運用開始日: 平成28年5月26日(木)
                         2. 対象経路 : 大島付近~八丈島付近

(※)RNAV(アール・ナブ)方式:GPSなどを利用して柔軟な経路を飛行する広域航法

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省航空局交通管制部交通管制企画課 神志那、山野
TEL:03-5253-8111 (内線51106、51136) 直通 03-5253-8739 FAX:03-5253-1664

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