平成29年8月25日
8月19日、準天頂衛星システム「みちびき3号機」の打ち上げが成功しました。国土交通省は、現在MTSATにより提供している航空用の衛星航法システム(SBAS)による測位補強サービスを、平成32年度から「みちびき3号機」を利用して提供する予定です。 |
8月19日、準天頂衛星システム「みちびき3号機」の打ち上げが成功しました。
国土交通省は現在、運輸多目的衛星(MTSAT(※1))を用いて、航空用の衛星航法システム(SBAS(※2))による測位補強サービスを提供しています。SBASとは、GPS信号の誤差や異常を地上で監視し、誤差補正情報や異常情報を静止軌道衛星により航空機へ送信するシステムです。航空機はGPS測位にSBASを利用することで、安全かつ確実な航法が可能となります。
「みちびき3号機」は、MTSATと同様にSBAS信号の送信機能を有する静止軌道衛星であり、MTSATが退役した後の平成32年度からは、「みちびき3号機」による測位補強サービスを開始する予定です。国土交通省では、GPSの誤差補正情報等を生成するSBAS処理装置の整備を進めています。
(※1)MTSAT:Multi-functional Transport Satellite
(※2)SBAS:Satellite Based Augmentation System
報道発表資料(PDF形式:605KB)
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