平成24年6月15日
6月14日(木)に、次のとおり、第5回日中航空政策対話を開催しました。本政策対話は、日中航空当局間の関係を強化するととともに日中航空関係の発展・拡大に資することを目的として、いわゆる航空交渉とは別に、航空全般をカバーする幅広い分野について実務的な情報・意見交換を行う場として設けられており、国土交通省と中国民用航空局の次官級レベルで行われております。
1.第5回日中航空政策対話は、6月14日(木)に、北海道釧路市において開催されました。
2.日本側から北村国土交通審議官、奈良平大臣官房審議官ほかが、中国側から夏 民用航空局副局長、武 国際司副司長ほかが出席しました。
3.本政策対話では、以下の事項について、幅広い情報・意見交換を行い、引き続き協力していくこととされました。
・国際的に今後各国の策定が義務づけられているSSP(航空分野に関する国家安全プログラム(State Safety Program))の策定に向けた取組み
・アジア太平洋地域における安全かつ円滑な航空交通の実現に資するよう次世代航空システムに関する協力
・LCC及びビジネスジェットに関する取組みについての情報交換 等
また、航空の果たす重要な役割にかんがみ、両国間の航空関係のさらなる拡大、航空分野での協力強化、継続的な情報交換を実務的に進めていくこととなりました。
なお、次回の日中航空政策対話は、平成25年に中国において開催することとされました。