平成24年8月10日
南海トラフの巨大地震による大規模な災害が危惧されるなか、岡山県内の瀬戸内海沿岸部の全市町についても東南海・南海地震防災対策推進地域に指定されており、この地震が発生した場合、津波による甚大な被害が生ずることが想定されています。
そこで、未曾有の大津波により、多くの尊い人命と貴重な財産等が失われた東日本大震災から得られた数々の貴重な教訓をいかし、実践的な訓練を実施することにより、地震・津波による被害の軽減を目指すとともに地域住民の津波防災に対する知識の普及・啓発を目的に、岡山県岡山市南区の岡山港をメイン会場として大規模津波防災総合訓練を実施します。
本訓練は、中央防災会議の平成24年度総合防災訓練大綱にも実施が位置づけられたもので、平成16年12月のスマトラ島沖大地震に伴うインド洋津波災害を踏まえて平成17年度より毎年実施(平成23年度は東日本大震災のため中止)している実践型の防災訓練であり、今回で7回目となります。
訓練は、情報収集・提供訓練、避難訓練、救助・救護訓練、道路障害物撤去訓練、港湾障害物撤去訓練、被災施設応急復旧訓練、緊急物資輸送訓練、地域住民のボランティア活動による各種支援訓練など、地域住民と防災関係団体・機関が協力・連携して実施します。
○大規模津波防災総合訓練の概要
1.訓練日時 平成24年9月2日(日) 9:00 ~ 13:00
2.訓練場所 メイン会場:岡山市(岡山港)
サテライト会場:共催市町の避難訓練会場等
3.主 催 国土交通省,岡山県,岡山市
4.共 催 倉敷市,玉野市,笠岡市,備前市,瀬戸内市,浅口市,早島町
5.訓 練 参加機関国,地方公共団体,公共機関等95機関
6.当日の取材等 当日のタイムスケジュールや取材場所等、詳細については後日改めてお知らせします。
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