平成25年5月29日

　土砂災害防止月間（６月）の取り組みとして、地域住民、市町村、都道府県、国、防災関係機関による「土砂災害・全国統一防災訓練」を６月２日（日）の統一実施日を中心に実施します。

・本訓練は、平成１８年度から実施しており、今年度で８回目となります。
・今年度は、昨年７月の九州北部豪雨による大きな被害など土砂災害の多発を踏まえ、過去最高の全国１，３９７市町村で１０万人以上が参加して避難訓練、情報伝達訓練等の防災訓練を実施します。（資料２）
・６月２日（日）の統一実施日には、全国２７２市町村において約２万人が参加して防災訓練を実施します。（資料３）

【訓練実施概要】
１．実施目的　市町村、都道府県、国、防災関係機関及び地域住民が一体となって防災訓練を行うことで、土砂災害に対する警戒避難体制の強化と防災意識の向上を図る。
２．実施日　　 平成２５年６月２日（日）（統一実施日）ほか
３．実施主体　市町村、都道府県、国土交通省
４．参加機関　[1]対象地区の地域住民、自主防災組織、消防団、砂防ボランティア等
　　　　　　　　　[2]市町村、消防署等
　　　　　　　　　[3]都道府県（本庁、出先機関等）
　　　　　　　　　[4]国（国土交通省各機関、気象台、自衛隊等）
５．訓練のポイント
　　・災害時要援護者（在宅・関連施設）の避難訓練、避難支援
　　・近年の土砂災害発生箇所や土砂災害警戒区域の指定がなされた箇所での訓練
　　・土砂災害警戒情報等を活用した避難勧告発令
　　・消防、自衛隊等による孤立集落からの住民救出
　　・深層崩壊等による河道閉塞の発生を想定した情報伝達訓練