平成25年5月20日

※ B-DASHプロジェクト：Breakthrough by Dynamic Approach in Sewage High Technology Project

１．決定した実施事業
　（１）「脱水・燃焼・発電を全体最適化した革新的下水汚泥エネルギー転換システムの実証事業」・・・お問い合わせは※１へ
　　　　実施者：メタウォーター・池田市　共同研究体
　　　　実証フィールド：池田市下水処理場
　　　　事業概要：汚泥の低含水脱水技術、モデル予測制御による低空気比省エネ燃焼技術、および、
　　　　　　　　　　　顕熱・潜熱の２熱源活用による高効率排熱発電技術の3技術を組み合わせて、
　　　　　　　　　　　省エネルギー化・創エネルギー・省コスト化を実現するシステムを実証する。
 
　（２）「下水道バイオマスからの電力創造システム実証事業」・・・お問い合わせは※１へ
　　　　実施者：和歌山市・日本下水道事業団・京都大学・（株）西原環境・（株）タクマ　共同研究体
　　　　実証フィールド：和歌山市中央終末処理場
　　　　事業概要：機内二液調質型遠心脱水機による汚泥の低含水率化技術、次世代型階段炉による
　　　　　　　　　　　エネルギー回収技術、および、蒸気発電機によるエネルギー変換技術の3技術を組み合わせて、
　　　　　　　　　　　下水汚泥燃焼熱からの発電を実現し、電力自立等を目指すシステムを実証する。
 
　（３）「高度な画像認識技術を活用した効率的な管路マネジメントシステム技術に関する技術実証事業」・・・お問い合わせは※２へ
　　　　実施者：船橋市・日本下水道事業団・日本電気（株）　共同研究体
　　　　実証フィールド：船橋市
　　　　事業概要：画像データを機械が学習することによる画像認識技術及びセンシング技術を活用し、
　　　　　　　　　　　管路内の不具合を自動検出する技術、高度なメカトロニクス技術等の活用による調査ロボットの走破性の向上、
　　　　　　　　　　　並びに、調査距離の延伸化を実現する管渠マネジメントシステムを実証する。
 
　（４）「管口カメラ点検と展開広角カメラ調査及びプロファイリング技術を用いた効率的管渠マネジメントシステムの実証事業」・・・お問い合わせは※２へ
　　　　実施者：管清工業（株）・（株）日水コン・八王子市　共同研究体
　　　　実証フィールド：八王子市
　　　　事業概要：管口カメラ及び電気伝導度計を用いたスクリーニング技術と、展開広角カメラ及びプロファイリング技術を用いた
　　　　　　　　　　　詳細調査技術等について、日進量の延伸、調査コストの低減、調査精度の向上等を実現する
　　　　　　　　　　　管渠マネジメントシステムを実証する。
 
　（５）「広角カメラ調査と衝撃弾性波検査法による効率的な管渠マネジメントシステムの実証事業」・・・お問い合わせは※２へ
　　　　実施者：積水化学工業（株）・（財）都市技術センター・河内長野市・大阪狭山市　共同研究体
　　　　実証フィールド：河内長野市、大阪狭山市
　　　　事業概要：スクリーニング調査に「高効率に管渠を把握する広角カメラ技術」、詳細調査に「劣化度を定量評価する衝撃弾性波法」、
　　　　　　　　　　その調査結果を反映する「管路情報管理システム」の一連の技術により、調査コスト・工期の縮減及び
　　　　　　　　　　調査精度等の向上を実現する管渠マネジメントシステムを実証する。

２． その他
　　前述の５事業は、実証フィールドとなる下水道施設を管理する地方公共団体との連携・協力を得て実施します。