報道・広報

高知室戸岬沖GPS波浪計の観測データを公開します
-気象庁で津波警報への活用も開始されます-

平成27年1月22日

国土交通省港湾局では、港湾整備に必要な沖合の波浪情報を取得するため、GPS波浪計の設置を行っております。
平成26年11月20日に高知室戸岬沖に設置したGPS波浪計について、通信環境が整ったことから、平成27年1月22日より観測データを全国港湾海洋波浪情報網(ナウファス)ホームページに公開することとしましたのでお知らせします。
URL: http://www.mlit.go.jp/kowan/nowphas/ (携帯電話に対応しています)

また、GPS波浪計は、地震発生時には沖合での津波観測も可能であることから、観測データを気象庁にリアルタイムで提供しています。
高知室戸岬沖GPS波浪計の観測データについても、本日から気象庁の津波警報に活用されることとなっています。

※GPS波浪計とは、GPS衛星を用いて沖合に浮かべたブイの上下変動を計測し、波浪や潮汐等を観測する機器です。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方太平洋側に設置したGPS波浪計において、津波が沿岸に到達する約10分前に6mを超える津波高を観測しました。このデータは、気象庁において活用され津波警報の切替えが行われました。
※全国港湾波浪情報網(ナウファス)とは、我が国沿岸の波浪・潮位観測の情報網であり、港湾整備事業のほか、沿岸域の開発・利用・防災に、幅広く活用されています。

お問い合わせ先

国土交通省港湾局技術企画課技術監理室 辰巳、成田
TEL:03-5253-8111 (内線46-634) 直通 03-5253-8681 FAX:03-5253-1652

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