報道・広報

西村国土交通副大臣のチリ・ウルグアイ・アルゼンチン出張について(結果概要)

平成27年5月12日

 西村国土交通副大臣は、5月1日から8日まで、チリ、ウルグアイ及びアルゼンチンに出張し、チリのウンドゥラーガ公共事業大臣、ウルグアイのロッシ運輸公共事業大臣及びニン・ノボア外務大臣、及びアルゼンチンのゴンサレス経済・財政副大臣と会談するとともに、チリ公共事業省及びアルゼンチン経済・財政省と覚書の締結を行いました。次のとおり概要をお知らせします。
 
1.チリ ウンドゥラーガ公共事業大臣との会談及びチリ公共事業省との覚書締結(5月2日)
 西村副大臣は、チリで続いている災害に対するお見舞いを表したうえ、地震や津波による大きな被害を受けている両国が、これまでに培った経験と得られた教訓を活かし、今後の津波防災に役立てるとともに、世界に発信していくことは重要であると述べました。
 ウンドゥラーガ公共事業大臣は、沿岸防災に関するこれまでの日本の協力を評価したうえで、災害に対する事前準備の観点から、港湾の技術基準や人材育成等の今後の協力に大きな期待を表明しました。
 会談後、日本の港湾に関する技術基準のチリへの導入や最新技術を活用した対策の立案、防災人材育成支援等を内容とする沿岸防災対策に関する協力覚書を締結しました。
 
2.ウルグアイ ロッシ運輸公共事業大臣との会談(5月4日)
 西村副大臣は、日本が有する港湾整備・運営に関する高い技術により、ウルグアイの港湾の発展に貢献できると確信している、日本企業が港湾の整備・運営に参加する場合、JOINを活用した支援が可能であると述べました。
 ロッシ大臣は、日本とウルグアイの港湾は深い関係にあり、協力関係を発展させていきたい。今後、JOINにどのように参加してもらえるか情報交換していきたい、と述べました。
 
3.ウルグアイ ニン・ノボア外務大臣との会談(5月4日)
 西村副大臣は、両国は伝統的に良好な関係を築いており、ウルグアイの一層の発展のために、港湾の整備・運営等に関する協力により貢献したい、と述べました。
 ニン・ノボア外務大臣は、ウルグアイの港湾は周辺諸国にとっても重要であり、多くの共同プロジェクトを有する日本の支援を歓迎すると述べました。
 
 4.アルゼンチン ゴンサレス経済・財政副大臣との会談及びアルゼンチン経済・財政省との覚書締結(5月5日)
 西村副大臣は、日本が有する港湾整備・運営に関する高い技術により、アルゼンチンの港湾の発展に貢献できると確信しており、覚書の締結により、両国間の絆が深まることを祈念する、と述べました。
 ゴンサレス副大臣は、日本のイニシアティブに感謝する、港湾の分野で覚書に署名することは歴史的な1歩であり、両国間で情報交換を進めることは重要である、と述べました。
 会談後、アルゼンチンの港湾の整備・運営に関する相互協力を促進するための覚書に署名を行いました。アルゼンチンとの間で港湾に関する覚書に署名を行うのは初めてです。
 

お問い合わせ先

国土交通省港湾局産業港湾課国際企画室 中川、福永
TEL:(03)5253-8111 (内線46464、46465) 直通 03-5253-8679 FAX:03-5253-1651

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