報道・広報

APEC交通大臣特別会合の結果について

平成24年8月6日

1.日 程 : 平成24年8月3日(金)〔現地時間〕

2.場 所 : ロシア サンクトペテルブルク

3.当省からの出席者 : 北村隆志国土交通審議官 他

4.出席国・地域 : 18カ国・地域の交通担当大臣又は代理 オーストラリア、ブルネイダルサラーム、カナダ、中国、香港、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、ニュージーランド、ペルー、フィリピン、ロシア、シンガポール、台湾、タイ、米国、ベトナム  

*定期的に開催される通常の「APEC交通大臣会合」とは別に、本年は「サプライチェーンの構築」にテーマを絞った「特別会合」がロシアの提案により開催された。

5.結果概要:
(1)参加大臣等によるスピーチ及び議論が行われたところ、我が国の発言の概要は以下のとおり。

北村国土交通審議官が、「信頼性が高く効率的なサプライチェーンの構築」をテーマとするセッションにスピーカーとして参加。APEC域内のサプライチェーンの改善のためには、規制の透明性の確保、輸送インフラの不足解消、マルチモーダルな輸送能力不足への対応等交通大臣に大きな役割が期待されている旨述べるとともに、サプライチェーン利用者の声に耳を傾けつつ、[1]サプライチェーンの可視化、[2]物理的なボトルネックの適切な管理、[3]新興国における輸送インフラの整備を推進することが必要であり、サプライチェーンの改善に向けてAPEC加盟メンバーと協力して取り組んでいきたい旨述べた。

(2)本会合の結果として、サプライチェーン・コネクティビティ(連結性)の改善や物流情報サービスネットワークの構築について共同で取り組むことにより、サプライチェーンの効率性、安全性を向上させ、域内の貿易を支えていくこと等を内容とする「サンクト・ペテルブルク大臣宣言」を採択した。

6.次回交通大臣会合について 
APEC交通大臣特別会合の開催と併せて開催された実務担当者レベルの「APEC交通ワーキンググループ」(7月29日(日)~8月2日(木))において、次回「第8回APEC交通大臣会合」を2013年に日本で開催することが合意された。

以上

添付資料

APEC交通大臣特別会合の結果について(PDF形式:176KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 三宅、荒井
TEL:(03)5253-8111 (内線25751、25754)

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