報道・広報

世界経済フォーラムMobility Stewardsの結果概要
~交通分野の脱炭素化へ向けた取組みについて議論~

令和3年5月28日

 令和3年5月26日、赤羽国土交通大臣が、世界経済フォーラム傘下の交通分野に関する会議体「Shaping the Future of Mobility Stewardship Board Meeting(Mobility Stewards)」に出席し、交通分野の脱炭素化について、世界各国の官民トップと議論を行いました。

1.Mobility Stewardsの概要
「Mobility Stewards」は、世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)傘下の分野別会合のひとつ。
交通分野の官民トップ約20名で構成され、世界経済フォーラムにおける交通分野の取組み全体の目標設定、
戦略的な助言等を行っています。今般の会合は、交通分野の脱炭素化をテーマに、陸・海・空各モードにおける
各国官民の取組みを共有しつつ、議論を行う目的で開催されました。
 
2.会議における赤羽大臣の主な発言
○ 脱炭素化についての我が国の考え
・ 気候変動による異常気象が世界の人びとの暮らしに甚大な被害をもたらしている現状を踏まえ、国際社会が結束
して脱炭素化を推進することの重要性を強調しました。
・ 我が国は、2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて、2030年までに温室効果ガスの排出量を2013年度
から46%削減するとの目標を設定した上で、気候変動への取組みを長期的な経済成長の機会と捉え、グリーン成長
戦略を推進している旨述べました。

○ 海運・港湾の脱炭素化へ向けた我が国の取組み
・ 国際海運の脱炭素化には国際協調が不可欠であるとした上で、我が国が、国際海事機関(IMO)における新たな
国際ルール作りに主導的役割を果たしてきている旨発言するとともに、脱炭素化に資する新たな手法についても今後
国際的な議論を進めることが重要である旨発言しました。
・ また、「ゼロエミッション船」の開発や「カーボンニュートラルポート」の形成といった我が国の先進的な取組みを紹介し、
これらを通じて海運・港湾の脱炭素化に貢献していく意欲を表明しました。

添付資料

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お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課企画調整官 丹羽、国際交渉官 新井、尾﨑
TEL:03-5253-8111 (内線25752) 直通 03-5253-8312 FAX:03-5253-1561

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