報道・広報

「港湾と幹線貨物鉄道の接続性向上に関する日印共同ワーキンググループ」第二回会合について(結果概要)

2009年3月24日

インドでは増大する貨物需要に対応すべく、貨物専用鉄道建設計画(DFC)が進行中であり、西回廊(デリー・ムンバイ間)への日本の円借款を通じた支援が決定されています。DFCの貨物輸送力を十分発揮させるためには、国際貨物物流の窓口となる港湾をはじめとした物流インフラとの接続性の向上が重要です。
今般、「港湾と幹線貨物鉄道の接続性向上に関する日印共同ワーキンググループ」の第二回会合を開催し、DFC西回廊と港湾をはじめとした物流インフラの接続性向上についてインド政府と協議を行いましたので、下記のとおりその結果をお知らせ致します。

1.日程
2009年3月18日(水) 11:00~(現地時間)

2.場所
インド・ニューデリー

3.出席者
日本側:国土交通省(議長:河野大臣官房参事官)、日本大使館、関係現地駐在機関
インド側:海運道路・交通省(議長:スリバスタバ局長)、鉄道省、その他関係機関

4.結果概要
・DFC西回廊における貨物需要に対する物流インフラのボトルネックについて日本側調査の報告を行いました。インド側からは、バルク貨物も含め物流インフラの接続性に関する更なる関心が示されました。
・インド側から官民連携(PPP)による港湾インフラの整備方式等について説明があり、それに関して意見交換を行いました。
・次年度は、インド東側港湾におけるDFCへの接続性を高めるための調査を優先的にとりあげることとし、インド側から示されたバルク貨物を含めた物流インフラ接続性に関する調査の可能性については、引き続き検討することとなりました。
・次回の会合を今夏に開催することで合意しました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際業務室 馬場
TEL:(03)5253-8111 (内線25913) 直通 (03)5253-8318
国土交通省港湾局国際・環境課 西尾
TEL:(03)5253-8111 (内線46552) 直通 (03)5253-8679

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