報道・広報

太田国土交通大臣のミャンマー要人との会談結果(報告)

平成25年8月12日

 ミャンマー・シンガポールに出張中の太田国土交通大臣が、11日及び12日に行ったミャンマー政府要人との会談概要をお知らせします。
  
(1)テイン・セイン大統領
 インフラ整備、自然災害対策、観光等について意見交換を行った。テイン・セイン大統領からは、[1]鉄道、道路などインフラ面での課題が多くある。ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道、ヤンゴン環状鉄道など国民が果実を感じられるプロジェクトを日本の支援を得て進めたい、[2]マンダレー空港は将来性が大きく同空港プロジェクトを通じて航空の発展に対する日本の更なる協力をお願いしたい、[3]毎年発生する水害の対策につき日本の支援を得たい、[4]観光交流を進めたいと述べた。
 太田大臣からは、[1]鉄道、航空、港湾、道路等についてはできる限りの協力をしたい。その際は安全・安心をきめ細かく確保する日本の技術の活用を期待する、[2]災害対策については日本の経験を踏まえて協力して行きたい、[3]両国民の交流を深めるような観光交流を進めたいと述べた。

(2)タン・テー鉄道運輸大臣
 ヤンゴン・マンダレー幹線鉄道の近代化支援、保線にかかる人材育成への協力、信号システム・運行システム改良への協力等について、両国間で調整を加速することとなった。詳細は別紙1協議議事録のとおり。

(3)防災担当大臣会議(ニャン・トゥン・アウン運輸大臣、ミャッ・ミャッ・オン・キン社会   福祉救済復興大臣、キン・ゾー農業灌漑副大臣)
 両国間の防災協力を深めるため、今後、防災協働対話の枠組みの構築を目指すことで合意した。防災協働対話では、産官学が参加して防災上の経験や課題を共有し、防災上の必要性や課題と、シーズや解決策を結びつけることを目指す。詳細は別紙2共同声明のとおり。

(4)ニャン・トゥン・アウン運輸大臣
 ティラワ港の整備・運営に対する日本企業の参画に向けたトップセールスを行ったほか、港湾EDIの導入促進、内陸水運近代化への支援方策の検討等を進めることとなった。また、空港案件や航空安全等における協力についてもさらに推進することとなった。

(5)チョウ・ルイン建設大臣
 ヤンゴン・マンダレー高速道路の改良や、住宅・建築分野における両国間の交流を促進することで意見が一致した。

(6)テー・アウン ホテル観光大臣
 ミャンマーの観光資源やビザ、ホテルについて意見交換を行い、両国の国民同士の交流促進を図ることで一致した。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 山本(英)・出澤
TEL:03-5253-8111 (内線25702・25923) 直通 03-5253-8318 FAX:03-5253-1561

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