報道・広報

「日ミャンマー道路技術ワークショップ」の結果概要について

平成24年12月18日

 この度、国土交通省は、ミャンマー国・ネピドー及びヤンゴンにおいて、「日ミャンマー道路技術ワークショップ」を開催しました。
 本ワークショップでは、我が国が有する建設技術の中から道路分野にフォーカスし、発展を続けるミャンマー国においてニーズがあり、役立つと考えられる技術や道路政策について紹介するとともに、ミャンマー国における道路整備について、活発な情報及び意見交換が行われ、これらの分野に係る我が国の技術に対するミャンマー側の理解を深めるとともに、両国の協力関係を一層強化することができました。
 この成果を踏まえ、今後ともミャンマー国との一層の協力を推進してまいります。

《日ミャンマー道路技術ワークショップ》
(1)日程・会場  
平成24年12月10日(月)ミャンマー国ネピドー「ティンガハホテル」
平成24年12月12日(水)ミャンマー国ヤンゴン「カンドージパレス」
(2)主催 国土交通省
(3)出席者〈12月10日(ネピドー):約100名、12月12日(ヤンゴン):約100名〉
 [日本側]
国土交通省 総合政策局海外プロジェクト推進課長 石川 雄一
国土交通省 道路局企画課国際道路調査官 長谷川 朋弘
在ミャンマー日本国大使館
JICAミャンマー事務所
日本高速道路インターナショナル(株)ほか民間企業

 [ミャンマー側]
〈12月10日(ネピドー)〉
建設大臣 チョウ・ルイン
建設省公共事業局長 チョウ・リン
国境省、鉄道運輸省、ネピドー市、マンダレー市、民間企業 ほか

〈12月12日(ヤンゴン)〉
ヤンゴン地域政府首相 ミン・スエ
ヤンゴン市長 フラ・ミン
建設省、ヤンゴン地域政府、ヤンゴン市、ミャンマー工学会、民間企業 ほか

(4)結果概要
〈12月10日(ネピドー)〉
・冒頭、チョウ・ルイン大臣から、日本側に対し歓迎の意を表するとともに、ワークショップの開催により、道路インフラ発展のため幅広い道路分野の情報を共有できることに感謝する旨の挨拶がありました。
・日本側から、道路分野における管理運営、橋梁、舗装や交通安全など幅広い技術に関する紹介がありました。
・ミャンマー側からは、同国の道路の現状や技術ニーズについて紹介がありました。
・日本側の発表に対し、ミャンマー側より多数の質問が出され、特に舗装に関するものが多くありました。質疑応答を通じて、両国参加者による活発な意見交換が行われました。
・閉会にあたり、チョウ・リン局長から日本側に対し、道路技術や様々なアイデアを紹介して頂いたことに感謝の意が表明されました。
・石川課長からは、今後も幅広い道路分野における情報交換や官民での協力関係の継続により、両国の更なる協力、友好関係の発展を祈念する旨、挨拶がありました。

〈12月12日(ヤンゴン)〉
・冒頭、ミン・スエ首相から、日本側に対し歓迎の意を表するとともに、道路分野発展のためのワークショップ開催に対し感謝の意が表明されました。
・日本側から、道路分野における管理運営、橋梁、舗装、交通安全に加え、ITS技術について紹介がありました。
・ミャンマー側からは、交通事故の現状等の紹介があり、質疑応答では両国参加者による活発な意見交換が行われました。
・閉会にあたり、フラ・ミン市長から日本側に対し、ミャンマーの課題に資する発表および日本の技術協力、支援に対して感謝の意が表明されました。
・石川課長からは、今後も幅広い道路分野における情報交換や官民での協力関係の継続により、両国の更なる協力、友好関係の発展を祈念する旨、挨拶がありました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局 海外プロジェクト推進課 桝田・川路
TEL:03-5253-8111 (内線25807, 25816) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562

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