報道・広報

「インドにおける戦略的都市開発に関する都市交通会議」の結果概要について

平成25年2月15日

 国土交通省では、インドに対する公共交通及びITS(高度道路交通システム)技術に関する海外展開の推進のため、同国グジャラート州ガンディナガール市にて、インド国グジャラート州政府及びインド国都市開発省とともに、「インドにおける戦略的都市開発に関する都市交通会議」を開催しました。
 本会議は、グジャラート州アーメダバードをはじめとするインドの大都市における交通問題の改善や持続的成長に寄与するとともに、我が国関連企業の海外展開を推進することを目的として開催されました。会議では、モノレール・LRT等の公共交通、ITSに関する日本の技術・経験をインド側関係者へ紹介するとともに、インドにおける都市交通の課題を把握し、今後の日本による技術的支援に関して両国の政府及び民間の関係者間で意見交換を行いました。
 この成果を踏まえ、今後ともインド国との一層の交流を推進してまいります。

(1)日程:平成25年2月8日(金)

(2)会場:インド国グジャラート州ガンディナガール市
      「Mahatma Mandir(マハトマ・マンディール)」

(3)主催:国土交通省、インド国グジャラート州政府、インド国都市開発省(共催)

(4)出席者(約180名)
 [日本側]
   国土交通省 大臣官房 技術審議官 松井 直人
            総合政策局 海外プロジェクト推進課長 石川 雄一
   在インド日本国大使館、JICAインド事務所、民間企業 ほか
 [インド側]
   グジャラート州都市開発担当大臣 アナンディベン・パテル
   グジャラート州都市開発省 主席次官 アイ・ピー・ゴータム
   グジャラート州産業・鉱山省 担当次官 エム・サフー
   都市開発省 局長 アショク・シンビィ
   道路交通省、ムンバイ、チェンナイ、アーメダバード、スラート、ラージコット、バドダラの交通部局担当者、研究機関、民間企業 ほか

(5)結果概要
・冒頭、日本側及びインド側からの開会挨拶に続き、アナンディベン・パテル グジャラート州都市開発担当大臣から、日本側に対し歓迎の意を表するとともに、アーメダバードにおける都市交通問題の現状や公共交通及びITS技術への期待に関する基調講演が行われました。
・日本側から国土交通省が、公共交通と一体となった都市開発に関する取り組み、インドにおけるITS推進に向けた提案について発表を行うとともに、インドの6都市の担当者から各都市の交通問題の現状と行政の取り組みに関して発表がありました。
・日本モノレール協会及び日本交通計画協会からは、それぞれモノレールと都市開発、LRTシステムとインドにおける可能性について発表がありました。
・ITS関連企業各社から、ITS技術、ITSアプリケーション、交通情報提供システム、交通管制システム等各社のITS関連技術に関する発表がありました。
・会場内では、日本のモノレール、LRT及びITS関連企業各社の展示スペースが設けられ、インド側の官民関係者との間で情報交換が行われました。
・松井技術審議官からは、今後も幅広い分野における情報交換や官民での協力関係の継続により、両国の更なる協力、友好関係の発展を祈念する旨、挨拶がありました。
・閉会にあたり、シンビィ都市開発省局長から日本側に対し、日本の公共交通及びITS技術を紹介して頂いたことに感謝の意が表明されました。

お問い合わせ先

国土交通省 総合政策局 海外プロジェクト推進課 桝田、川路
TEL:03-5253-8111 (内線25807、25816) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562

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