報道・広報

赤澤国土交通大臣政務官のラオス・タイ出張について(結果概要)

平成25年9月26日

 赤澤国土交通大臣政務官は、9月17日から21日にかけてラオスとタイを訪問いたしました。

 ラオスにおいては、両国の道路分野における技術交流・協力の更なる推進を目的として、ソマード公共事業・運輸大臣と会談を行うとともに、公共事業・運輸省と道路分野に関する協力に係る覚書を締結しました。
 タイにおいては、両国の防災分野の協力等を推進するため、キティラット副首相と会談を行いました。
 また、2011年の洪水被害にあったロジャナ工業団地を訪問し、管理会社及び日系企業との意見交換、洪水対策の現状についての確認を行いました。

■ラオス
ソマード・ポンセナー公共事業・運輸大臣との会談
道路分野に関する協力に係る覚書への署名
【日時】平成25年9月18日(水)8:30~9:00(会談)
                    9:00~9:30(覚書署名)
【概要】
・赤澤政務官より、ラオスでの道路分野におけるインフラ整備について、これまでにパクセー橋、第2メコン友好橋などの建設に協力してきたほか、国道9号の改修などを実施中であることを紹介し、今後も両国の道路分野における協力を強化することで一致。
・コウニヴォン・ラッタナマニー公共事業・運輸副大臣とともに、両国の道路分野における技術交流・協力の更なる推進を目的とした覚書(別紙)に署名し、ラオスとの道路分野の協力に関する初めての覚書が締結された。この覚書に基づき、一回目の道路セミナーを今年中にビエンチャンで開催することで一致。これらの取組みにより、同国の道路がより高品質なものとなり、経済発展に寄与することが期待される。

■タイ
(1)キティラット・ナ・ラノン副首相(兼財務大臣)との会談
【日時】平成25年9月19日(木)17:30~18:15
【概要】
 ・タイの洪水被害や対策に関して意見交換を行うとともに、引き続き、緊密な連携のもと協力関係を深めていくことで一致。
 ・新幹線が過去50年にわたり日本の経済発展に大きく貢献してきた実績を紹介するとともに、高速鉄道の導入効果に関して、日本の専門家との意見交換を行うことを提案。

(2)洪水災害に関する日系企業等との意見交換
【日付】平成25年9月20日(金)
【概要】
 ・ロジャナ工業団地の管理会社から、2011年のタイの洪水被害及び今後の対策について説明を受け、意見交換を実施。
 ・被害後の新たな洪水対策となる堤防の嵩上げ状況について現地で確認を行うとともに、日系企業と意見交換を実施。
 ・上記の意見交換の結果、日系企業の海外進出に当たり、サプライチェーンを構成する取引先企業を含む災害(洪水)アセスメントの実施及びその定期的見直し並びにその結果に基づき積極的に事前の対策を講じることが企業にとって死活問題であるとの教訓。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局海外プロジェクト推進課 桝田、川路
TEL:03-5253-8111 (内線25807、25816) 直通 03-5253-8315 FAX:03-5253-1562

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