報道・広報

日露都市環境協議会設立総会の開催結果概要

平成25年11月8日

 国土交通省では、幅広い関係者の連携により、ロシアの都市環境の改善に向けた日露両国間の協力を一層促進していくため、「日露都市環境協議会」を設立し、設立総会を以下のとおり開催いたしましたので、概要をお知らせいたします。

協議会の構成

  • 座長:桑田 始(株)IHI 常務執行役員
  • 副座長:中分 毅(株)日建設計 取締役常務執行役員、此本 臣吾(株)野村総合研究所 常務執行役員
  • 会員:民間企業等79、省庁5、自治体3 計87団体

開催結果概要

  • 日時:平成25年10月30日(水) 10:00~11:30
  • 場所:国土交通省共用会議室A(中央合同庁舎第3号館10階)
  • 議事:
  ・来賓等挨拶
  ・設立趣意書及び運営要綱について
  ・役員の選出、座長挨拶
  ・参加団体からの情報提供
  • 出席者:民間企業等66、省庁5、自治体3、オブザーバー4 計78団体 111名
  • 来賓:エヴゲーニー・アファナシエフ 駐日ロシア連邦特命全権大使、アンドレイ・ザグミョンノフ 在日ロシア連邦通商代表部プロジェクト促進事業開発部長

議事概要

  • 冒頭、増田国土交通事務次官が挨拶を行い、今後の都市環境分野における日露間協力の推進に向け、同国における都市環境問題の改善への貢献、都市環境に関する案件の形成及び投資環境整備に向けた取組を推進するため、協議会参加企業・団体の知見の結集、活発な議論等をお願いしました。
  • 外務省の上月欧州局長からご挨拶があり、日露両国の戦略的かつ経済的な関係がますます強化されていること、都市環境問題解決に関してはプーチン大統領も強い関心を示していること等が紹介されました。
  • アファナシエフ大使からご挨拶があり、昨今あらゆる分野で日露関係が発展しており、優先課題の一つである同国の都市環境問題の解決に向けた日本への大きな期待が示されました。
  • ザグミョンノフ部長からご挨拶があり、ロシア側としては長年にわたり都市環境問題を解決してきた日本の経験に期待しており、相互に利益をもたらす関係構築への期待が示されました。
  • 協議会の設立趣旨(案)及び運営要綱(案)の承認並びに座長及び副座長の選出の後、桑田座長より、ロシアの都市環境問題改善に向けた取組が急務であり、日本企業のビジネス展開の可能性が高いことに言及された上、参加企業・団体に対し本協議会活動への協力を期待する旨のご挨拶がありました。
  • 日本貿易振興機構及び株式会社国際協力銀行より、ロシアでのビジネスに関する情報が提供されました。
  • 今後の進め方としては、当面ワーキンググループ組成に向けた調整を実施し、また12月実施に向けて調整中の「日露都市環境問題作業部会」第2回総括会合及び分科会、並びに来年前半実施予定の「貿易経済に関する日露政府間委員会第11回会合」に併せ、ワーキンググループ等の活動に取組んでいくことになりました。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局国際政策課 中井、加藤
TEL:03-5253-8111 (内線25206、25227) 直通 03-5253-8314 FAX:03-5253-1562

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