報道・広報

アフリカ各国の将来を担う留学生に向け、日本の「質の高いインフラ」紹介と日本の民間企業との交流
~アフリカ各国留学生向け「日本の質高インフラ視察ツアー」を開催しました!~

令和元年7月29日

 国土交通省は7月19日、来月末に横浜で開催される「第7回アフリカ開発会議(TICAD7※1)」に向け、アフリカ各国への日本の「質の高いインフラ」PRの一環として、「日本の質高インフラ視察ツアー」を開催しました。
 今回のツアーでは、中長期的な人材育成の観点から、アフリカ各国からの留学生(14ヵ国21名)にご参加いただきました。また視察に加え、留学生と日本の民間企業が交流する機会も設けましたので、その結果概要をお知らせします。

 
1.開 催 日 : 令和元年7月19日(金)
 
2.主   催 : 国土交通省 [協力:アフリカ・インフラ協議会(JAIDA※2)]
 
3.出席国・人数 : 14ヵ国21名
            アルジェリア、エジプト、エチオピア、エリトリア、ガーナ、カメルーン、ケニア、タンザニア、チュニジア、ナイジェリア、
                       南アフリカ共和国、モロッコ、ルワンダ(インドからも1名)

4.結果概要 : 下記をご覧ください。



※1 Tokyo International Conference on African Development の 略 で、 アフリカの開発をテーマとする国際会議 。
  詳細は 外務省 ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/ticad/index.html )を 参照 ください。 第 7 回は 来年 8 月 28 日から 30 日まで横浜にて開催 。

※2 アフリカ・インフラ協議会(JAIDA = Japan Africa Infrastructure Development Associationの略)
    2016年9月設立。官民インフラ会議への参画を促進し、我が国の「質の高いインフラ」を支える技術や経験等を積極的に情報発信するとともに、
 相手国との関係構築、交流を促進することを目的として活動しています。

1.現場視察:羽田空港地下における「際内トンネル」掘削現場(羽田空港)

 羽田空港の地下に、国内線と国際線を繋ぐため施工中の「際内トンネル」の掘削現場やシールドマシンを遠隔操作をする中央制御室等を視察しました。留学生からは、目の前のシールドマシンの技術や完全自動化に向けたコンピュータ制御技術に対して高い関心が示されました。

  • <トンネル掘削現場見学の様子>

  • <トンネル入口での集合写真>

2.日本の民間企業(JAIDA企業)との交流会

 JAIDA企業と留学生が、カジュアルな雰囲気で交流しました。企業からは、各社の技術の紹介やアフリカでの活動・実績などを説明し、留学生からは、技術に関する質問や、実際にアフリカで働く場所や環境など、自分が日本企業で働く場合のイメージについて具体的な話も多く出ました。将来、日本とアフリカの架け橋になりたいと熱く語る留学生もおり、みな積極的に発言していました。

3.現場視察:東京スカイツリー構造見学(押上)

 東京スカイツリーの開発から携わっている方から、東京スカイツリーの機能や構造についての解説を受けた後、タワーの揺れを低減する塔体中央にある心柱などの構造物や高層階展望台を見学しました。留学生からは、事業実施に至る背景やスケールの大きさ、綿密に計算された構造に高い関心が示されました。

添付資料

報道発表資料(PDF形式)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局 国際政策課担当 杉浦、斎藤
TEL:03-5253-8111 (内線25228,25226) 直通 03-5253-8314 FAX:03-5253-1562

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