報道・広報

交通・観光分野におけるカーボンオフセットの推進について
~本日、「交通・観光カーボンオフセット支援システム」で初のオフセットが実施されました~

平成22年4月5日

○山梨県甲府市の高校の修学旅行の移動で排出されたCO2を、同市の旅行会社が
「交通・観光カーボンオフセット支援システム」を利用してオフセット


○長野県飯田市のタクシー事業者も、利用団体・企業等向けチケットで、
同支援システムを利用したカーボンオフセットのサービスを開始




1.交通・観光カーボンオフセット支援システムの利用


(1) 高校の修学旅行でのカーボンオフセット

オフセット実施事業者 : 株式会社YBS T&L※1(山梨県甲府市)

オフセット対象 : 東海大学甲府高等学校の修学旅行※2 で、航空機・バスでの移動により
排出されたCO2のうち10%(約9.6 トン、約4 万8 千円に相当)

※1 株式会社YBS T&L:山梨日日新聞社、YBS 山梨放送等からなる
山日YBS グループに属し、旅行事業と保険・調査事業を営む企業。

※2 期間:3/5~8(3 泊4 日)、旅行先:沖縄、参加人数: 268 名(2 年生)


(2)タクシーの団体・企業向けチケットでのカーボンオフセット

オフセット実施事業者 : 株式会社おさひめコーポレーション※(長野県飯田市)

オフセット対象 : 団体・企業等向けのチケットによるタクシー利用(今年2月以降)
からのCO2排出

※株式会社おさひめコーポレーション:長野県でタクシー事業や介護サービス事業、自動車整備事業、
フィットネス事業などを営む企業。


2.交通・観光カーボンオフセット支援システムの概要※


・交通エコロジー・モビリティ財団がシステムを構築(国土交通省推奨)し、
昨年12 月1 日より利用申請受付を開始

・登録事業者は、WEB を通じてCO2排出量の算定、クレジットの購入、オフセットの実施ができ、
中小の事業者でも容易にカーボンオフセットに取り組むことが可能

・対象業界は、航空、鉄道、バス、タクシー、宅配、レンタカー、旅客船、ホテル、旅行

※システムの詳細や利用申請書等は財団HP(http://www.ecomo.or.jp/)に掲載。

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局 環境政策課 中村、松村
TEL:(03)5253-8111 (内線24-415) 直通 03-5253-8263

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