報道・広報

平成21年度「建設業人材確保・育成モデル事業(専門高校実践教育導入支援事業)」の採択結果について

平成21年6月1日

 地域の建設業界と専門高校(工業高校等)の連携による優秀な人材を確保・育成する仕組みを構築することを目的として、地域の建設業界、工業高校等、行政が協働して教育プログラムを開発・実証する地域に対し支援する「建設業人材確保・育成モデル事業(専門高校実践教育導入事業)」の事業実施地域を決定しましたので、お知らせします。
 
 
 建設就業者の輩出の中核を担ってきた工業高校や農業高校といった専門高校は、将来の建設業を担う人材を育成し、企業の高い技術力・施工力の維持強化に貢献している重要な主体ですが、高等学校からの建設業への新規入職者の減少や、建設業における高校新卒者に対する求人と求職のミスマッチなどが課題となっており、優秀な人材の確保・育成は重要な課題となっています。
 
 このため、国土交通省では、地域の建設業界と工業高校等が連携(協働)して行う、建設技術者・技能者による生徒への実践的指導などを通じた、将来の建設産業を支える優秀な人材の確保・育成を図る事業を平成20年度より文部科学省と共同で実施しており、平成21年3月16日(月)から平成21年4月15日(水)までの間、建設業団体の皆さんなどを対象に標記事業の公募を行いました。
 公募期間中に6県(建設業団体等と教育委員会の共同提案)から新規に提案があり、外部の有識者により構成された企画評価委員会での厳正な審査を経て、この中から4県を指定地域として決定しました。また、平成20年度に指定した2県から平成21年度に事業を継続実施するための申請があり、審査の結果、2県の継続実施を決定しました。
 
 なお、文部科学省においても、同日同趣旨の発表が行われます。
 
 

添付資料

資料1 実施事業地域一覧(PDF形式:60KB)PDF形式

資料2 事業概要図(PDF形式:330KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局建設市場整備課調査係長 
TEL:(03)5253-8111 (内線24855)

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