報道・広報

平成23年度主要建設資材需要見通し

平成23年6月29日

 平成22年度の主要建設資材の需要量実績は、同年度の建設投資見込み(実質値)が前年度比3.4%の減少で、うち建築部門は2.0%の減少、土木部門は4.9%の減少となったものの、平成22年度建築着工統計によると、新設住宅着工戸数及び民間非住宅建築物の着工床面積が増加していることから、木材及び普通鋼鋼材が増加、セメント、生コンクリート及び骨材が概ね横ばい、アスファルトが減少となった。
 平成23年度の主要建設資材の需要見通しは、同年度の建設投資見通し(実質値)が前年度比5.1%の増加で、うち政府建設投資は8.4%の増加、民間建設投資は2.9%の増加と見通されていることから、セメント、生コンクリート、骨材及びアスファルトが増加、木材及び普通鋼鋼材が概ね横ばいと見通される。

<セメント、生コンクリート>
  平成22年度における需要量実績は、セメントが前年度比2.6%減少の4,161万t、生コンクリートが前年度比0.9%減少の8,528万m3であった。平成23年度については、セメントが前年度比5.7%増加の4,400万t、生コンクリートが前年度比6.7%増加の9,100万m3と見通される。

<骨材、砕石>
  平成22年度における需要量実績は、骨材が前年度比0.4%減少の24,267万m3、砕石が前年度比1.4%減少の11,703万m3となると推計される。平成23年度については、骨材が前年度比6.7%増加の25,900万m3、砕石が前年度比4.2%増加の12,200万m3と見通される。

<木材>
  平成23年度における需要量実績は、前年度比2.3%増加の950万m3であった。ただし、平成23年度実績には、東日本大震災の影響により、平成23年2月~3月の岩手県、宮城県及び福島県分の出荷量は含まれていない。平成23年度については、前年度と横ばいの950万m3と見通される。

<普通鋼鋼材、形鋼、小形棒鋼>
  平成22年度における需要量実績は、普通鋼鋼材が前年度比6.3%増加の1,847万t、うち形鋼が前年度比2.6%増加の379万t、小形棒鋼は前年度比1.2%増加の745万tであった。平成23年度については、普通鋼鋼材が前年度比0.4%減少の1,840万t、うち形鋼が2.9%増加の390万t、小形棒鋼が0.7%増加の750万tと見通される。

<アスファルト>
  平成22年度における需要量実績は、前年度比22.0%減少の180万tであった。平成23年度については、前年度比25.2%増加の225万tと見通される。

添付資料

平成23年度主要建設資材需要見通し(PDF形式:646KB)PDF形式

お問い合わせ先

国土交通省総合政策局建設市場整備課課長補佐 吉野
TEL:(03)5253-8111 (内線24863) 直通 (03)5253-8283 FAX:(03)5253-1555
国土交通省総合政策局建設市場整備課資材係長 田崎
TEL:(03)5253-8111 (内線24864) 直通 (03)5253-8283 FAX:(03)5253-1555

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