報道・広報

次世代社会インフラ用ロボット開発・導入に向けた現場検証の「評価結果」について

平成27年3月19日

 国土交通省及び経済産業省は、労働力不足が懸念される中、今後増大するインフラ点検を効果的・効率的に行い、また、人が近づくことが困難な災害現場の調査や応急復旧を迅速かつ的確に実施する実用性の高いロボットの開発・導入を促進しています。
 昨年4月より、「点検ロボット」及び「災害対応ロボット」の公募を開始し、産学官の各分野の専門家により、平成26年10月から平成27年1月にかけて65技術について、国土交通省の直轄現場等の14箇所で現場検証を実施して参りました。
 今般、現場検証を踏まえた評価結果がとりまとめられましたのでお知らせ致します。

【総評】


 今回の現場検証において、開発された各種のロボットを、実際の現場で検証することで、実用におけるロボットの効果と課題が明確となりました。
今回の評価は、2カ年を予定している現場検証の中間段階の評価であり、特に、来年度実施予定の現場検証に向けた課題が明らかになり、更なる開発・改良が期待されます。
一方、既に現場への適用が推奨される技術も一部あり、これらの技術については、現場検証を通じたロボットの詳細な技術情報及び動画を公開し、適した現場において活用を促進することとしています。
 

【現場検証・評価数】
  現場検証数  
  実用検証技術
 全体 65技術(91検証項目)・64者 39技術(53検証項目)・38者
 橋梁維持管理 17技術(33検証項目)・17者 12技術(25検証項目)・12者
 トンネル維持管理 8技術(12検証項目)・ 8者 2技術( 2検証項目)・ 2者
 水中維持管理 14技術(15検証項目)・14者 6技術( 6検証項目)・ 6者
 災害調査 19技術(22検証項目)・19者 13技術(13検証項目)・13者
 応急復旧 7技術( 9検証項目)・ 6者 6技術( 7検証項目)・ 5者
※ 実用検証技術: 現段階で実現場での利用可能性が高いと判断される技術であり、実際の利用を想定した現場検証を実施した技術。
(より詳しい内容につきましては別添1及び2をご参照下さい。)
 

お問い合わせ先

国土交通省 総合政策局 公共事業企画調整課 課長補佐 増、 施工企画係 岡本
TEL:03-5253-8111 (内線24921、24922)

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